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「原子力ストップ」グッズを掲げて〜5.16官邸前抗議に参加した「よそものネット・フランス」


    *写真=テントひろばを訪問した3人(右が筆者)

 偶然にもフランスでの脱原発活動仲間(よそものネット・フランス)3人が東京に滞在中だったため、テントひろばで待ち合わせ、金曜の官邸前抗議に参加した。先週の安倍首相ヨーロッパ訪問の際、フランスと日本は原発技術や武器開発における協力関係を強めたという不愉快な状況だけに、日本のみなさんに連帯の気持ちを表したかった。そこで、先日のチェルノブイリ・デーのパリでのアクションの際に好評だった「原子力ストップ」と書かれた巨大な黄色の手を持参。

 これは、フクシマの3.11からチェルノブイリ・デーまでの「50日間アクション」のために、フランスの脱原発全国網が今年作成した反原発グッズで、フランスの反レイシズム運動のシンボルである「手」にヒントを得たもの。官邸前でも目立って「東京新聞」が写真を撮ってくれたし、フランスの社会学を専攻しているという学生さんから話しかけられた。

 5月11日「女たち・いのちの大行進」で会った福島の女性たちは、福島第一と現地で住みつづける人々の過酷な毎日が忘れられていく状況を悲しんでいた。テントひろばはもうすぐ1000日を迎え、官邸前の毎週の抗議は100回を超えた。抗議をつづける人々の粘り強さには頭が下がるが、東京に来ると、大多数の人々は福島のことはもう忘れたがっているような印象を受ける。おまけに、安倍政権の暴走で次から次へと抗議しなければならないことが増えて、手がまわらなくなる。

 いやいや、市民をあなどる政権の手口にはまってはならない。再稼働反対はもちろんのこと、民主主義をこれ以上壊すな、と手をふりかざそう。(飛幡祐規)

*よそものネット・フランスHP

5.16写真報告(shinya)

5.16動画(木下昌明撮影 5分)


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