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『二つの扉』、観客数3万を突破

沈黙の中で向き合う龍山惨事の真実

キム・ガヨン ビーマイナー記者 2012.07.12 09:53

竜山惨事を扱ったドキュメンタリー映画「二つの扉」が3万の観客を動員し、 興行突風を続けている。

映画振興委員会映画館入場券統合コンピュータ・ネットワークによれば、 二つの扉は7月10日までに累積観客数3万3千165人を記録した。

これは封切り20日での数字で、これで「二つの扉」は今年封切られた 独立映画の中で一番早く3万の観客を突破する記録をたてた。

このような興行成績は「二つの扉」の観覧行為が一つの社会的運動として 拡散しているためだ。

朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長と民主統合党の朴智元(パク・チウォン) 院内代表は、映画観覧後に真相究明を約束し、進歩新党は6月30日、竜山CGVで 団体観覧を行った。

龍山惨事の真実を糾明する社会的関心と共に「二つの扉」は作品の完成度への 評判と観客の好評により、着実に観客を劇場に集めている。

「二つの扉」は当時、竜山現場にいたインターネット放送、「カラーTV」など の映像と警察の採証資料に基づいて、惨事当日の現場を再構成している。また 裁判の音声記録などにより、隠された真実を観客自身が判断するように誘導す ることで、客観的に竜山惨事を見ることができる。

金碩基(キム・ソッキ)氏が警察庁長官に内定した翌日の2009年1月19日、竜山4 地区の入居者20数人が、強制撤去中断と住居生存権を要求してナミルダン・ビル で座り込みに突入する。

しかし座り込みに入った人々が火炎瓶を使う2時間前に特殊部隊投入が決定され、 この過程で準備なく投入された特殊部隊員は、二つの扉のどちらが撤去民がい る所に通じるのかもわからない状態で、鎮圧を始める。特殊部隊員は櫓の構造 や座込者が長期闘争に備えて持ち込んだ発電機の燃料、セノックス60缶など、 内部にある危険物質についての情報も知らなかった。

そして当初の二つのコンテナで櫓に進入し、鎮圧するという計画に支障をきた し、座込者ばかりか特殊部隊員の安全と危機はさらに危険な状況に置かれる。 コンテナが一つしか調達されていない状況で、警察の首脳部は危険を知りつつ、 無理に鎮圧を強行する。この過程で座り込み25時間後に撤去民5人、特殊部隊員 1人が火に焼け死ぬ惨事がおきたのだ。

遺族の同意ない遺体解剖、消えた3000ページの捜査記録、火災が発生した当時 の記録が削除された採証映像など、「二つの扉」は竜山惨事の真実が消えた所 から、逆に見えない真実を語る。

現在「二つの扉」は3万7千928人を動員し、今年の独立映画最高興行を記録した ドキュメンタリー「話す建築家」を越える記録突破を目前にしている。

「鎮圧作戦中にキム・ナムン警士が死亡しましたが、あなたはその死亡の責任 がどこにあると考えますか?」、「座込者にあると考えます」。観客はこの質問 と返事の間に存在する短い沈黙の中に、この映画が見せる真実と向き合う。 (記事提携=ビーマイナー)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-07-13 05:00:58 / Last modified on 2012-07-13 05:00:59 Copyright: Default

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