本文の先頭へ
LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース〜関東大震災虐殺事件から90年
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1377832257022st...
Status: published
View


 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>    2013.8.30
_________________________________________________________『週刊金曜日』

   ★★有料メールマガジン 始めました。★★
   http://www.kinyobi.co.jp/mail/mail_index.php

===========================================================
<http://www.kinyobi.co.jp/>

┌─────┐
│臨時増刊号│『週刊金曜日』7月9日臨時増刊号 憲法[特別編集]
┴─────┴──────────────────────────
憲法の果たす役割と意味をあらためて問いかける1冊。
定 価:700円(税込)
サイズ:AB判 平綴じ 84ページ
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2897
===========================================================

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【1】注目の記事

■ネットとデマと大震災
関東大震災虐殺事件から90年

1923年9月1日午前11時58分、関東の大地が揺れた。死者9万9331人、行方不明者4万3467人といわれる関東大震災は、その直後から異様な空気を醸しはじめる。「朝鮮人が暴動をおこす」などというデマが拡がり、民衆が国家権力と一緒になって朝鮮人や外国人を虐殺するという事件が各地で相次いだのだ。あれから90年が経った。今も、どこか似た空気がないか──。

●朝鮮人虐殺から「在特会」への記憶の連鎖
能川 元一

◆「3・11」後、東北朝鮮学校の校長が抱いた「不安」

●東京都・横浜市の「副読本」改訂問題
なぜ虐殺の二文字は消されたのか
内原 英聡

●しばき隊主宰・野間易通さんがしばく理由
「下品だけど正しいでしょ。」

●「朝鮮人の暴動」を必要とした警察官僚
なぜデマと差別が流布したのか
八柏 龍紀

●画家の立ち位置とまなざし
虐殺を描いた一枚のスケッチ
野中 大樹

●いま甦った歴史の真実
作文集『子供の震災記』から抹殺された「虐殺証言」
成澤 宗男

●金子和夫・自民党千葉県連元幹事長が語る「橋の記憶」
朝鮮人虐殺の慰霊をするのは当たり前です
平井 康嗣

●訳者・役者 崔真碩さん「朝鮮人」を名乗る
「ウシロカラササレル」感覚で弔いたい

●震災での行方不明朝鮮人3000人以上
祖父を捜し続けて九〇年
渡部 睦美

◆「遠藤さん」という誇り
野中 大樹


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【2】編集長後記

 今週号は鈴木邦男さんと坂本龍一さんの二回目の対談を掲載した。参院選投開票日、都内で五時間以上、意見交換し、いずれ本になる予定だ。

 今回掲載された話で私が反芻した言葉は、〈「賊軍」の人たちがたくさんキリスト教に入ってますよね。自分たちは「神のもとでは平等」だということ〉という鈴木さんの発言だ。坂本さんはそれを「個」が確立していないという受け止め方をしており、偶然にも特集でしばき隊の野間易通さんも「個」に触れている。

 ただ、私は「個」の前に「神」を考えたいと思った。対人的、社会的に不満足であるほど人は超人的な象徴や場を求め、依存するように見える。アイドルしかりスポーツ選手しかり。そもそもキャラクター好きの日本人は「神」を産み出すのが異常に好きだ。しかし、一時的な逃避行動は否定しえないが、それを利用する輩もいる。もっと深いレベルでの絶望や不遇は、生活を破壊するレベルでの依存を呼びこむ。一方で反原発や護憲も思考停止になっていないのか、内省したい。 (平井康嗣)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【3】958号予告

特集
社会保障は自己責任論
超高齢化社会の恐怖

これから4人に1人が認知症になる
自助と共助を押しつける自民党と経団連ほか


オリバー・ストーン監督
歴史と戦争について語る


福島原発汚染水事故、故吉田所長には腹案があった!?

本読み対談 佐藤優×斎藤環 村上春樹はなぜ悪を描こうとするのか


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【4】近刊のご案内

★『週刊金曜日』臨時増刊 憲法 特別編集(2013年7月9日号) 

あなたにも責任がある
知らなかったじゃすまされない

私たちの日本国憲法。昨年末の安倍政権発足以降、その改正が議論されています。自民党が提示する憲法改正草案は、憲法が保障してきた国民の権利を「公共の利益」を理由に制限できる条項を記しています。それは7月に行われる参議院議員選挙の結果次第では、より現実味が増すことでしょう。
このまま改正を許してしてよいのでしょうか?本増刊号は憲法の果たす役割と意味をあらためて問いかける1冊です。

〈主な内容〉
対談 赤川次郎×辛淑玉 
「他人事」の意識が生んだ憲法“改悪”論議

インタビュー 内田 樹 
憲法を語る

自民党憲法改正草案 徹底批判シリーズ

新わたしと憲法
東ちづる 松本 哉 想田和弘

宗教団体に聴く、私たちと憲法
浄土真宗 カトリック 創価学会 

『週刊金曜日』セレクション
対談 ベアテ・シロタ・ゴードン×落合 恵子
三国連太郎インタビュー
筑紫哲也のことば

編集部が選ぶ憲法本15冊 ほか

※増刊号は書店のみの発売です。
定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下さい。


★貧困なる精神25集
石原慎太郎の『狂った果実』
本多勝一著、1365円 、B6判 並製 192ページ
ISBN978-4-906605-90-3
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2881

長年にわたり批判してきた石原慎太郎氏を、あらためて断罪。
同じ「日本維新の会」共同代表・橋下徹大阪市長を批判した最新論考も収録。
体制・権力のチェック機能を失い、政権党広報になり下がっている新聞の
体質を批判しつつ、あるべきジャーナリズムを模索する。
闘うジャーナリストはいまだ健在!

【主な内容】
石原慎太郎氏への公開質問状/「ウソつき」と「卑劣な小心者」とを/
『狂った果実』の延長上の人生/ドはずれている橋下大阪市長の認識/
柴田鉄治氏との対談/靖国神社法案に反対する/「戦争」と「侵略」はやはり区別しよう/
ジャーナリズムの基本を堅持する『週刊金曜日』/『朝日新聞』は本当に「変わった」のか?/
「侵略」と明記する『しんぶん赤旗』/調査報道──事実は現場でこそ見えてくる ほか


★『無名人のひとりごと』
永 六輔著、1575円、四六判フランス装 288ページ
ISBN978-4-906605-89─7
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2721

これぞ元祖つぶやき

ここに、46年前から「つぶやき」をしていた男がいた!
テレビやラジオの世界で最先端にいながら、揺るがぬ批判精神、機知に富んだ風刺、自虐ネタの数々……読みはじめたら止まらない、つぶやきの集大成。

野坂昭如氏いうところの「これは一つの文学である」 1967年、46年前の原点「芸人その世界」も巻末に抄録。小沢昭一、渥美清、淀川長治、黒柳徹子……そして無名の人々の「ひとりごと」にいまこそ耳を傾けてみたい。

浅賀行雄画伯のイラストレーション45点も一挙掲載!

高齢者たちよ、 イカレ、オコレ、そして笑ってしまえ
オヤジとか、おばさんとか呼ばれてしまう、すべてのひとたちに
いまこそ元気印のビタミン剤を!

<目次より>
まえがき  老いしい生活
その1   ジジのつぶやき      後期高齢者から前期高齢者へ
その2   テレビよテレビ嗚呼テレビ 有名人と無名人
その3   政治アンポンタン 国という境界線
その4   社会・芸能ひとりごと   ものづくりと芸能
その5   東日本大震災       ひさしさんと「ガンバレ東北」
特別付録 「芸人その世界」アンソロジー 『話の特集』1967〜69年



★『悪名正機 アウトサイダー十三人の話』
高須基仁著、定価1365円(税込)、A5判並製 180頁
ISBN978−4−906605−88−0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2648

全員、嫌われ者。だから、面白いんだ。
嘗て「ヘアヌード写真集の仕掛人」とも言われた高須基仁。彼の交際範囲は広く、芸能人、レスラー、ボクサー、宗教家、左右の活動家、作家、漫画家、映画監督、AV女優、政治家など、枚挙にいとまない。

著者厳選の、一般メディアには登場しない人物との対話集。

〔13人のアウトサーダーたち〕
前田日明(「RINGS」CEO) 在日コリアンから帰化、いま「国」への思いを語る
朝堂院大覚(武道総本庁総裁) 朝青龍暴行疑惑、亀田問題、「怪人」が語った歴史の裏側
斎藤智恵子(浅草ロック座会長) 「浅草の女帝」の生き様と女の矜持
石井和義(K-1元プロデューサー) 出所から2年、総合格闘技ブームの火付け役が思うこと
柳美里(作家) 分断された朝鮮への思いと家族へのこだわり
川崎タツキ(元プロボクサー) 少年院、暴力団、薬物依存地獄を乗り越えたボクサー
戸川昌子(シャンソン歌手・小説家) 地獄をみてきた人間の強さ
杉浦和男(地下格闘技・KRUNCH創設者) 本物の“不良”の図太さとは
山本直樹(漫画家) 言葉の暴走の先に描くもの
ルミカ(シンガー) いじめをなくしたい──歌で広げた絆
秋田一恵(弁護士) 徹底的に被告に寄り添う
ごとう和(漫画家) 『6番めの虹』で原発事故を描く
黒岩安紀子(歌手・故団鬼六夫人) 左翼も右翼も泣かす歌い手



★70年代 〜 若者が「若者」だった時代
週刊金曜日編、 定価:1890円、四六判並製・400ページ
ISBN: 978-4-906605-87-3
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2633

何かが終わり、そしてその後に何かが始まった──。
政治の熱い季節が過ぎ去った後に迎えた七〇年代を語るとき、私たちは往々にしてこのように表現しがちだ。だが実際にそこで何が目撃されて何が語られ、いかなる理念が生みだされてきたのだろうか。

現在までも明確な総括をなし終えぬまま、人々はこの時代が残した多すぎてかつ大きすぎるさまざまな残影を引きずり続けて、二一世紀の二度目の一〇年代を迎えている。

いま、「回答」という名の終着地がない思索の果てしない海路へ、読者を誘う。懐古に留まらない、現在と未来をも洞察する手がかりを求めながら……。本誌好評連載「70年代の光と影」の単行本化。

《目次》
まえがき
座談会 平熱が高かった70年代、そしていま
     雨宮処凛 中山千夏 平井玄   司会/北村肇

1 阿久悠、社会現象を創った男「歌は世につれ」ではなく「世が俺の歌につれ」たのだ 1970 鈴木 耕
2 田中美津と榎美沙子 ウーマン・リブが担った矛盾とはざまを今も凝視する 1970 田中 優子
3 検定官を萎縮させた家永三郎三二年の教科書訴訟 1970 高嶋 伸欣
4 現代人の「まつり」に爆発させた岡本太郎の意志と野望 1970 北村 肇
5 ちばてつや「あしたのジョー」が渡った“1970年”という橋 1970 田沢竜次
6 三島由紀夫と高橋和巳 学ぶべきものはすべて この二人に学んだ 1970〜71 鈴木 邦男
7 ニクソンショックがドルの大幅下落とマネー経済病を生んだ 1971 山田 厚史
8 日活ロマンポルノ 日本映画低迷期に吹いた新しい風 1971 寺脇 研
9 『二十歳の原点』と高野悦子が残した激動の日々の記憶 1971 成澤 宗男
10 保革伯仲時代ゆえに司法の右旋回を狙った青法協攻撃 1971 宇都宮 健児
11 戦争責任問題を浮上させた昭和天皇裕仁の二つの「海外訪問」 1971〜75 天野 恵一
12 連合赤軍事件 社会への回路が閉じられて「生きづらさ」につながった 1972 雨宮 処凛
13 届かなかった建議書 沖縄不在の「復帰」に、異を唱えた屋良朝苗 1972 平良 亀之助
14 稀代の金権政治家田中角栄と越山会に挑んだ「たった一人の闘い」 1972 桜井 善作
15 『神田川』と過ぎ去った季節の追憶 1973 成澤 宗男
16 水俣病 1973
17 セブン−イレブンから始まった利便性の果てに 1974 斎藤 貴男
18 『笑い』の毒で右も左もぶっ飛ばすつかこうへい演劇の衝撃 1974 横内 謙介
19 ファシズムに対抗する「共創協定」を仲介した国民作家・松本清張 1974 辻井 喬
20 “狼”大道寺将司と東アジア反日武装戦線 償いきれぬ償い 1974 宇賀神 寿一
21 時代を疾走した青春のべ平連と訪れた「解放」の日 1975 吉岡 忍
22 「人間解放」をめぐる交錯テクノロジーと想像力に揺れた村上龍と村上春樹 1976/79 池田雄一
23 山田太一「岸辺のアルバム」と崩壊家庭を立て直そうとする者 1977 佐高 信
24 蜷川・美濃部・黒田 革新自治体と「TOKYO作戦」 1978〜79 村上 恭介

1970年代の出来事(年表)


==============================================『週刊金曜日』

 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk

 ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。
 ※ このメールへの返信はできません。
 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。
   
  http://www.kinyobi.co.jp/mail/mail_index.php

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃発 行  株式会社金曜日 ┃
┃     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23        ┃
┃            アセンド神保町3階            ┃
┃    http://www.kinyobi.co.jp/
┃編集部  mailto:henshubu@kinyobi.co.jp
┃業務部  mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

Created by staff01. Last modified on 2013-08-30 12:10:57 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について