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LNJ Logo 至急要請の声を!大阪府教委が教育委員会議で「実教出版教科書」外しの危険性!
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*転載情報
大阪の会の伊賀です。

緊急事態です!!

高校教科書問題で大阪府教委が実教を選定した学校の採択を覆す可能性が高まっていることがわかりました。
今日の朝日新聞によれば、大阪府立高校で実教を選定した学校が8校あり、それに対して以下の動きがあることがわかりました。

■8月8日に維新の会府議団が中原教育長、教育振興室長、高等学校課長らと会い、
「府教委は実教を採択すべきでない」と申し入れました。
さらに、その場で教育長の指示で、実教を選定した学校の選定理由書を維新の議員に見せたようです。
維新の議員は、「府教委が止められないなら、皆で大挙してその学校に行こうか」と暴言まで吐いたそうです。
(実際に、学校に行ったかどうかは、つかんでいません)
これは明らかに不当な政治介入です。教育委員会の独立性を侵害する行為です。
これは、文科省から毎年指示されている教科書採択の「公正確保」の観点から大問題です。

また、この間府立高校の選定理由書を情報公開請求していましたが、昨日「不存在」の決定が打たれました。
府教委は、維新の会議員には選定理由書を見せて、府民の情報公開には「不存在」として対応しています。
極めて不公正な態度です。
維新の会に言われれば何でも見せる府教委の姿勢は明らかです。

■8月21日、府教委は実教を選定した学校の校長を呼び出し、「実教では採択されない可能性が出てきた」と発言しました。
私たち大阪の会は、この日の夕方府教委と面談しましたが、8月8日に維新の会から圧力があったことも、
21日に校長を集めて指示を出したことも、まったく触れませんでした。意図的に隠したのです。

■8月27日(今日)、維新の会府議団が再度府教委に、実教を使用することは「不適切」だと、申し入れる予定だそうです。

■例年高校採択は教育長専決で行われており、教育委員会議では審議もなければ報告もありませんでした。
8月中旬までは、府教委は、今年度もそのように対応するとい言っていました。
教育長裁決の問題点はありますが、大阪では学校採択を尊重する形式的採択の形としてこの間やられていました。

しかし、数日前に、府教委は今年の方針を変えることを決めました。
8月30日の教育委員会議では、高校教科書採択を議題として上げることがわかりました。

これは明らかに、学校選定を尊重する教育委員会の形式的採択をやめ、
学校採択を覆すための会義にすることははっきりしています。

時間は本当に少ししかありません。
至急、大阪府教委に対して、不当な実教外しをやめ、学校からの選定を尊重するように声をとどけてください。

要請先

大阪府教育委員会 高等学校課
電話:06-6946-2387  Fax:06-6944-6888
メールは、こちらの「問い合わせはこちら」からお願いします。
http://www.pref.osaka.jp/kotogakko/




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