本文の先頭へ
LNJ Logo フィリピン:デジテル社労働組合から闘争報告 と支援要請
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1368535432135st...
Status: published
View


児玉です

フィリピンの携帯電話/データ通信会社である、デジテル社労働組合から、闘争の報告
と、支援要請が来ています。

デジテル社はフィリピン最大の携帯電話会社PLDT社に買収されました。その過程で、強
制退職、早期退職の強要があり、1000名いた労働組合は87名を残すだけになりました。
合併時、買収時に人員性をするのは会社法違反であり、労働組合は裁判に訴え、比最高
裁は不当労働行為を認める判決を出しました。労働雇用種は、判決に基づいた強制執行
命令を出しました。
しかし、PLDT社は、一向に応じません。

PLDT社の株式の20%をNTTが持っています、海外ではPLDT社はNTTグループとみなされて
います。
人員整理、合理化の手ほどきは、NTTがす指南しているといわれています。

デジテル社労働組合からの報告と、抗議文送付の要請が来ています。
以下に添付します。
なお詳細は、ブログ「カサナグのフィリピン」を参照ください。

 デジテル労働者はあなたの支持を必要とする

 1)仲間の労働者と憂慮する市民、
 私たちは、デジテル労働組合員です、現在、携帯電話データ通信巨大会社であるデジ
テル社/PLDT社との闘いに携わっています。そして、至るところで労働者の不利な方向
に労働の権利享受を再定義する事態になっています。
 PLDT社がデジテル社を買収したあと、2013年1月21日付けの最高裁の最終的判決は不
当労働行為を認めました。判決は、団体交渉を行う労働組合の権利を経営者に実行させ
るという、ほとんど20年間にわたる私たちの主張、闘いを支持しました。しかし、資本
側をとっては「つまづき」となりましたが、事態は好転せず、われわれは、2013年2月7
日に閉鎖と人員整理に当面しました。

 2)判決内容
 判決は、下記の通りです。2006年の労働雇用省長官および国家労働委員会の命令を支
持しています。
 A) デジテル社に労働協約(CBA)団体交渉を開始させること。(会社側による)組
合登録の取消しの申立ての係属は、団体交渉を排除するものではない。
 B)影響を受けた労働者は、復職されるべきである。違法に解雇されているため、AJ
に基づき提供さる、元の賃金が満額支払われる条件で復職されなければならない。
 C)デジテル社の行為は、不当労働行為であり、想定される管轄秩序に違反する侮辱
罪である、Digiserve社は契約労働者だけの会社だった。
 (デジテル社子会社である)Digiserve社を閉鎖し、100名の電話交換手を追い出し、
労働組合メンバーや役員に影響を与えたことは不誠実な行為である。

 3)強引な人員整理、組合破壊
 デジテル社の閉鎖/ PLDT社への統合時の「余剰人員整理」は、会社法に違反していま
す。人員整理は、100名ものオペレイターを犠牲にし、デジテル社と契約する子会社で
あるI-teck社やサン社(Sun:DIGITELのモバイルネットワーク)に出向させることと相
応していました。
 サン(DIGITELのモバイルネットワーク)とスマート(PLDTのモバイルネットワーク
)の加入者に砲撃のように大量の新製品を提供する一方で、デジテル労働者には、厳し
い試練が与えられています――補償によって買収が準備され、または脅しや恐喝で戦々
恐々としています。
 例えば、早期退職/自主退職計画(ERP / VRP)に応じれば、別途、年間給与の190%
〜250%を提供するという提案は、経営陣が行ってきた買収の一つです。この計画はの
ちに再雇用をちらつかせた「早期退職/自主退職―再雇用計画」に再パッケージ化しま
した。

 デジテル社は資金を失ったわけではありません!実際に、前オーナージョン・ゴ・コ
ンウエイ氏は2012年第4四半期に10億ペソを獲得し、他方PLDT社はこのビジネスクーデ
ターの結果として37億ペソの純利益を獲得しました。 PLDT社はその結果、市場の少な
くとも80%を支配するに至ったと推定されています。
 私たちは、2013年2月14日に、労働雇用省長官に「一時的差し止め命令の発行のため
に提訴」を、最高裁へは判決を無視する「侮辱罪」で提訴しました。私たちは仕事をし
たいし、デジテル社/ PLDT社と団体交渉する権利を享受することを望んでいます。

 4)酷い仕打ち
 以前にも、いく人かの労働者は、理不尽なことがあり退職を強要されたことがありま
した、また2008年〜20101年大量レイオフ、リストラがありました。我々デジテル労働
組合メンバーは、2012年10月、株式交換によるPLDT社へのデジテル社 "売り渡し"で、
1,000名から438名に減少し、 2012年12月には、100名だけが残る状態になりました。現
在すでに、業務が統合され、デジテル社閉鎖のため余剰人整理が行われています。
 私たちは防衛的な闘争において、2004年、2005年に、4度ストライキ通知を申請しま
したが、冷却期間終了前に毎回、「想定される権限」に基づき労働雇用省より止められ
ています。

 2013年3月、労働雇用省まえでの4日間のピケットの後、労働雇用省長官ロザリンダ・
バルドス(Rosalinda Baldoz)は、私たちの要求する「強制執行令状」の代わりに「強
制執行発行のための提議」を出しました。
 労働雇用省と裁判所が判決結果を実現しない場合、特に通信の巨大会社PLDT社/デジ
テル社が、労働組合を窒息させ法律を無視し続ける限り、ハンガーストライキは労働組
合にとって最後の手段なのです。

 4)あなた方の支援が必要です!
 私たちは、あなた方にこの闘いへの支援を要請します。私たちが敗北するのなら、よ
り多くの人権侵害に道を開くことになります。
 私たちを助けてください!「余剰人員整理」と会社閉鎖に向けた動きのなかに、実は
資本家が労働者との交渉責任を回避し、正規労働者を契約労働者に置き換える狙いが隠
されているこの事実を暴露してください。

 労働者階級は団結し、強化しよう! デジテル労働組合の権利と団体交渉を行う権利
を支持してほしい!
 あなたが私たちの大義を信じるなら、次のいずれかまたはすべての行動をとってくだ
さい。
 A)あなた方のネットワークや友人にこの情報を回覧・配布してください。デジテル
労働組合のブログサイトの情報をチェックしてほしい。 http://digitelemployeesunio
n.wordpress.com:
 B)私たちのことを聞いてください。集まりが組織されれば人を派遣するし、スカイ
プなど使ったヴァーチャルな参加も考えます。

 下記の人たち宛てに、あなた方の組織、または労働組合を代表して、抗議の手紙を送
ってください!
 ●ジョン・ゴ・コンウエイ:デジテル社/JGサミット?16階、サイバーゲート タワー3
、ロビンソンパイオニア コンプレックス,パイオニア通り、マンダルヨン市、フィリピ
ン
 ●マニー・パアンギリナン: PLDT、ラモン・コファンコビル、マカティ通り、アラ
ヤ通り角、マカティ市、フィリピン、
 ●ロサリンダ・バルドス:労働雇用省長官、ムラーラ通り、ファン・ルナ通り角、
 ●CC:デジテル労働組合(DEU)、フィリピン通信労労組(CWP)、22 自由通り、マ
ンダルヨン市、フィリピン

 5)私たちの抗議センターに情報を集中してください。マカティのPLDT本社の前は私
たちのピケットラインの場所になりました、そこで私たちはデジテル/ PLDT社問題を明
確にする活動を企てています、またあなた方の物質的な支援を願っています。参考のた
めに誓約書が添付します。

 6)労働組合の士気を高めよう! 私たちの抗議センターやピケットラインを訪れて
ほしい、あるいはは支持と連帯のメッセージを送ってほしい。

 ・閉鎖、PLDTへの統合は、余剰人員整理や早期退職を意味しない!再雇用などありえ
ない。
 ・デジテル社はPLDT社に統合されたのだから、デジテル社労働者を統合会社は雇え!
 ・直ちにデジテル労働組合(DEU)と団体交渉(CBA)を行え!これ以上遅らせるな!

 連絡先:
 デジテル労働組合(DEU)
 アラン・リカルド委員長 - 09225375689 
 フリッツ・アスエロ副委員長- 09225342986

 マカバヤン(MAKABAYAN)セクション: 
 トニー・レイエス-09237044885
 ジョイ・タカデーナ  09237050160

Created by staff01. Last modified on 2013-05-14 21:43:52 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について