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●山本太郎&女性サポーターズの8.30集会

「みんなが政策秘書」明るく活気に満ちた集い

8月30日、「山本太郎&女性サポーターズの8.30集会」があり、何しろ、山本太郎さんには闘い半ばで倒れては困るという思いで、参議院会館に駆けつけた。

会場は既に満杯。床に座る人もいるほどだった。最近の私の参加する集会とは、雰囲気がまるで違い、明るく活気に満ちている。それは、太郎氏がピンクのTシャツを来ているばかりではない。赤ちゃんをおんぶや抱っこをしているお母さん、後ろの床では座り込んでお絵かきをしている子どもたちに象徴されるように、若い世代がたくさん参加している。それは引きも直さず、彼女らのやむにやまれない気持ちの現れと見た。

会長の広瀬隆氏は、「本当の立役者は北海道の野呂美加さんと九州の村上さん」ということばから挨拶をはじめた。「山本太郎は66600 票以上を集めたとは言え、東京の人にしか投票権はなかった。ファンクラブではないから、皆さんで政策を立てて欲しい。これは従来の“後援会”の会長がゴッドファーザーのような組織ではありません。彼は忙しくて、問い合わせなどに答えている暇がありません。みなさんが秘書になって欲しい」と心温まる、かつ集まった人たちに主体性を持って支えて欲しいという挨拶で始まった。

山本太郎氏は、現在、被曝している子どもたちがいる。その子どもの健康を守りたいと彼の主たる訴えを改めて展開した。政治の現場では、「太郎は“日和ったか”と思われても、それは違う。当面、年間被曝量がたとえ理想より高い線量で妥結しても、自分は常に子どもたちの安全な線量を目指して限りなく闘っていく」と強調。「自分の活動を可視化していくのも大事。支えてくださる方、お一人ひとりが政策秘書になって欲しい。自分で書いた政策提言はパンチがないけれど、専門家が書けば、デッドボールスレスレのものだから」と元気に訴えた。

議員になって良かったことは、JRはすべて無料なこと、ホームレスだったのが、住居をもてたことと笑わせながら、「これからは、全国を回って、選挙の時のように、街頭でみんなと話し合いたい。どうか(自分が)身一つで行かれるように、各地で支援して欲しい。3年後には、政権をひっくり返したい」と本気を見せた。

鎌仲ひとみさんが登場し、いま製作中の『小さな声のカノン』から、ベラルーシの子どもたちのサナトリウムの映像を流し、27 年前の事故が今の子どもたちの健康に影響を与えている様子を見せてくださり、今取り組まなければならないのは、空間線量ではない、加えて、土壌、食べ物の線量からの規制であると話した。

上関、品川安心子育てサークル、福島集団疎開裁判など各地、団体からの代表的な政策提言が読み上げられて、太郎氏に手渡された。

2部ではTPP、秘密保全法など、他の懸案事項の話しが進み、最後に広瀬会長から、「電車賃がただになった、ホームレスでなくなったと喜んでいる場合じゃない。彼は華のある世界から、自分(広瀬氏)だってやりたくない、こんな牢獄のような世界に入ってしまった。その彼をみんなで支えなくちゃなんない。次回9月28日(土)に『全国サポーターズネットワーク』の正式な発足集会を日本教育会館で行う」と締めの挨拶があった。(報告・写真=笠原眞弓)


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