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衆議院選告知　緊張の三宅雪子出陣式――現職首相のいる激戦区で

本日（12/4）衆議院選挙が告知された。私の住む千葉4区は野田首相の選挙区の上に、名だたる激戦区。現役首相に決死の覚悟で打って出るのは、三宅雪子氏(日本未来の党)。

友人に誘われて、船橋駅近の事務所での出陣式に行く。応援に駆けつけたのは、谷亮子・はたともこ両参議院議員。小沢一郎氏の綿密な作戦がうかがわれる。応援両議院の到着を待つ間、神田香織さんが話しはじめる。福島出身の彼女の話は、次第に講談調になり、自ずと涙が出てきて止まらない。福島の人たちに私は何ができるか……と思う。

谷議員の「野田さんは柔道２段、私は４段。彼の弱点はよく知っている。横が弱い。横にぶれる……」などと挨拶、はた議員の応援エールと、賑やかに進む。

主人公三宅雪子候補の「国民のいのちを守るのが国会議員の務め、原発、消費税、TPPなどの政策への審判の下るとき」と演説。というには、あまりに痛々しい。緊張の面(おもて)が、こわばっている。最後に群馬県の前選挙区から贈られた黄色いだるまに片目を入れる。

第一声は津田沼駅前とか。事務所のご近所さんに選挙中のお騒がせなどもろもろの挨拶をして、事務所を出発した。

私も、急ぎの用をするため駅に向かうと、「野田よしひこ」と書かれた選挙カーが駅横を走り抜けていった。最寄駅からの帰路には、既にみやけ雪子氏に並んで、野田よしひこ氏、共産党の斎藤和子氏、藤田みきお氏(自民)の選挙ポスターが貼ってあった。(笠原眞弓)