最高裁判決を無視したオリンパス社を濱田正晴さんが再び提訴 | |||||||
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今月5日に東京地裁で第一回目の口頭弁論が開かれた。 内容は最高裁判決に従わない会社への損害賠償請求だ。 原告は内部通報後の配置転換、職位剥奪を違法な物として精密機器メーカーのオリンパス社を提訴、最高裁判決で勝訴を勝ち取った同社員の濱田正晴さん。(51) オリンパス社は最高裁判決を無視して濱田さんを元の職位に戻す事をせず、濱田さんを子会社に出向させる命令を出した。 その命令に対しても濱田さんは配置転換無効の訴訟をする、と宣言した。 支援者が多く集まった裁判後の報告会では、原告弁護団の一人、中村雅人弁護士が「最高裁判決に会社が従わないとすると、多くの人が公益通報は駄目なんだ、と思ってしまう。(濱田さんの)後に続く人の為にもこの裁判、負ける訳には行きません!」と勝訴を誓い、濱田さんは「これから労働裁判を起こす人の為にも、結論を出さなくては」と語りさらに、「ここでくじけてしまっては、そういう言う人達に与える影響も良くない。私が権利回復すれば立場の弱い方にも希望が持てるようになる」と法廷での強い闘志を支援者の前で見せた。 次回裁判期日 日時・平成24年11月30日 金曜日 午後1時半から 場所・東京地裁 415号法廷 写真は市民メディアの「ネットメディアと主権在民を考える会」 でインタビューに答える濱田さん。 報告 上田眞実 Created by mu07. Last modified on 2012-10-08 18:07:37 Copyright: Default |