本文の先頭へ
LNJ Logo シカゴ : 旧リパブリック労働者が再び工場占拠
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1330082696396st...
Status: published
View


浅井健治@週刊MDS編集部です。

 2008年12月、バンク・オブ・アメリカによる工場閉鎖・全員解雇の攻撃に対し6日間の工場占拠闘
争を闘って勝利したリパブリック・ウィンドウズの労働者が2月23日、再び工場占拠に突入しました

 以下は、この労働者たちが属するUE(全米電気・無線・機械労働組合)の緊急発表です。
 08年の闘いについては、週刊MDSの現地ルポをご参照ください。
http://www.mdsweb.jp/doc/1066/1066_04c.html

−UE緊急発表ここから−

労働者50人が旧リパブリック・ウインドウズ工場を占拠
雇用を守り正義をかちとるため占拠継続を決意

[シカゴ発] 労働者50人がシリアス・マテリアルズ工場の占拠を繰り広げている。グース・アイラ
ンドにあるこの工場は、2008年、建具製造会社リパブリック・ウインドウズ・アンド・ドアーズの所
有だった当時、経営者が事前通告も最終給与の支給もしないまま工場を閉鎖したため放り出された労
働者によって占拠され、有名になったのと同じ工場だ。
 08年、リパブリック・ウインドウズ労働者は6日間、工場を占拠し、バンク・オブ・アメリカから
賃金・福利厚生費として175万ドルをかちとった。09年、工場は環境保全型ウインドウ製造企業のシ
リアス・エネルギーに売却された。本日(2月23日)朝、シリアス・エネルギーはシカゴのウインド
ウ工場を同日付けで閉鎖すると労働者に告げた。製造は中止され、生産設備は速やかに撤去する計画
だと会社は述べた。
 労働者側は、雇用を守るために工場の売却先を探すか労働者自身が工場を買い取って労働者自主生
産企業を開始することを認めよと要求したが、シリアス・エネルギーは拒否した。同日、労働者たち
は正義と雇用を実現するため再び工場を占拠することを投票で決めた。UE第1110支部の労働者とシリ
アス・エネルギーとの交渉が続けられる間、労働者たちは08年に行なったと同じように工場を占拠す
ることを決意している。

−UE緊急発表ここまで−


Created by staff01. Last modified on 2012-02-24 20:24:58 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について