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LNJ Logo テント日誌(7/20)雨の中、衰えることのない数万の人々の列と声
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News Item 0720tent
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<テント日誌 7/20(金)――経産省前テントひろば 313日目>
      雨の中、衰えることのない数万の人々の列と声
      田中康夫氏の白い風船、鳩山元首相の初登場


7月20日(金) 曇り一時雨
 今にも降りそうな空を見やりながら家を出た。2時半頃国会議事堂前駅の3番出口から出る。
先週と同じように鉄柵が並べられ、その後ろには装甲車が並んでいる。しかし警察も手慣れた
のか先週ほどの張り詰めた緊張感はない。
 3時半頃、田中康夫氏が箱形トラック2台でテントにやってくる。そのトラックの中は白い風船で
いっぱいだ。6000個用意されたそうだ。半分の1台分をテントに降ろされる。第2テントの中は
たちまち風船の山でいっぱいに。これから官邸前〜国会前〜霞ヶ関行動に参加される方にその
風船を配る。
 4時半頃から雨が降り出した。結構激しく降る。時折小止みになるがすぐさままた激しく降る。そ
ういう状態を繰り返しながら、6時半頃まで雨は降り続いた。今日は経産省正門前でも、別館の保
安院前でも抗議行動がおこなわれている。さらには官邸裏側でもと、あちこちに抗議の場は広が
っている。
 そして今日は予告通り鳩山元首相が官邸前行動に登場した。「再稼働をやめるべきだ。官邸と
国民の声がかけ離れている。」「皆さんの新しい民主主義の流れを大切にしなければいけない」
とアピールしたそうである。

 国会正門前の方に行ってみると、T字道路の両サイドに人々の列がビッシリ。今日は角のとこ
ろも人で満ちている。とくに、雨が上がった7時頃からは、本当に人々がどんどん続いてくる。片
側には白い風船の波。8時以降の経産省正門前の盛り上がりもいつも以上であった。
 7・16の疲れが残っているのでは・・・、出鼻が土砂降りの雨だったから・・・・ 等、いろいろ心
配したが、本当に衰えることなく人々は集まり、声を上げる。野田政権にせよ、関電にせよ、保
安院にせよ、経産省にせよ、あまりにやることがせこく、デタラメで、愚弄するものであり、人々の
我慢の限界を超えている。それら総体にNO!を突きつけ、総退陣を迫るしかやり場のない怒り
が渦巻いている。そして自らの意志表現をすることに確信を抱き始め、何かが変わり始めている
と感じてている。
 この波は衰えることなく続くだろう。いやさらに奥深いところへと広がり、深まっていくだろう。
 
 7・29国会包囲行動はこの1ヶ月間の行動の波の頂点に位置している。この1ヶ月間の全てを総
結集した行動になるだろう。全てを7・29国会包囲行動へ!        ( Y・T )

 7月29日(日) 15:30 日比谷公園中幸門  デモ出発 16:30
           19:00 国会包囲(集会/キャンドル・チェーン)



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