|
竹信三恵子著『ルポ 賃金差別』に深い読後感(北健一) | ||||||
|
Menu
おしらせ
■サブチャンネル ・映画祭報告(7/27) ・レイバーネットTV(12/10) ・あるくラジオ(11/1) ・11.3「抵抗川柳句集」シンポ報告 ・ブッククラブ(12/13) ・シネクラブ(10/11) ・ねりまの会(6/28) ・フィールドワーク(6.1報告) ・三多摩レイバー映画祭(5/25報告) ・夏期合宿(8月23-24日) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第107回(2025/11/10) ●〔週刊 本の発見〕第415回(2025/12/18) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/11/6) ●川柳「笑い茸」NO.164(2025/11/25) ●フランス発・グローバルニュースNO.19(2025/8/5) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第101回(2025/10/14) ●「美術館めぐり」第18回(2025/12/22) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・OurPlanet-TV・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・CLP
|
私はこれまで「非正規問題は、21世紀の身分差別だ」と考え、たまに言ってもきましたが、この本でぼやーとした思いが深い裏付けを得た気がします。「最強だが最悪の賃下げ装置」である賃金差別の実態を、パート、コース別雇用管理、成果主義間接雇用を見つつ、打開の試みも紹介しているのですが、差別とたたかってきた人の歩みと挫折、達成のバトンタッチをたどっていることが、魅力の基礎になっています。不当判決がいかにして克服されてきたのかという経過も、差別に向き合う読者を力づけてくれると思います。私も力づけられました。記者として、学ぶところが大なのは今さら言うまでもありません。 本書とは直接関係ないかもしれませんが、この本を発行した出版社に組合があるのもちょっとうれしい点です。 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480066602/ 北健一(ジャーナリスト) Created by staff01. Last modified on 2012-05-09 13:31:48 Copyright: Default | ||||||