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LNJ Logo たんぽぽ舎 : 地震と原発事故情報242〜経産省前テントと右翼の行動
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1257】
                           転送歓迎
                      重複ご容赦願います

         ◆ 地震と原発事故情報 その242 ◆
     4つの情報をお知らせします(11月21日)


★1.原発についてみんなで見よう!ワンコイン上映会のお知らせ
☆もんじゅスペシャル☆ 11月24日(木)
西村トシ子さんを迎えて
★2.経産省前テントと右翼の行動(9条改憲阻止の会ニュースから)
いろいろの波風の中で大同《原則》も含め考えて行こう
★3.「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見から
梅田隆亮さん(元原発労働者)
     きちんとした安全教育はなく、「被曝」という意識すらなかった
     「原発反対」−これ以上被曝者を出さないために
★4.読者からの掲載依頼4つ
イ.「原発さよならデモ@川口」 11月23日(祝・水)
ロ.「さよなら原発東京北部ラリー&パレードin後楽園」
11月27日(日)
ハ.「原発いらない!葛飾アクション」 11月27日(日)
ニ.「世界から原発なくそうコンサートin上野」11月27日(日)


★1.原発についてみんなで見よう!ワンコイン上映会のお知らせ

☆もんじゅスペシャル☆
維持費1日5500万円の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」が仕分け対象に!
抜本的見直しがされている今、もんじゅについてもっと知りたい!

今週木曜日(24日)19:00〜21:00
(18:30会場※早めに来た方には特典映像あります!)

◇最新もんじゅニュース映像(10分)
仕分け対象になったもんじゅのニュース映像

◇もんじゅ基礎知識映像(40分) ※詳しい解説付
高速増殖炉ってな〜に?核燃料サイクルってな〜に?ちょっとわかりにくい
もんじゅについて基礎知識から問題点までわかりやすく学べる映像です。

◇もんじゅ西村裁判 & 原告の西村トシ子さんのお話(60分)

〜報道では「1995年もんじゅのナトリウム漏れ事故、特命ビデオ隠し内部調査
員、西村成生さん自殺!」とされた。しかし、なぜ不審な点が多いにも関わら
ず、現場写真もなく自殺とされてしまったのか?巨大な原子力産業を前にした
ら個人の命は軽視されてしまうのか!?〜

原告の西村トシ子さんを囲んで、問題の事件について詳しくお話をうかがいま
す。

どうぞ、お気軽にお越し下さい。その場で申し込みもできます。

参加費 : 500円
会場 : スペースたんぽぽ
問い合せ : 03-3238-9035(電話)

◇尚、12月の上映会は15日のみとさせていただきます。
1日の上映会は中止となりまた。また、チラシなどで12月8日、22日と誤っ
た告知がありましたがこと合わせてお詫びいたします。

☆上映会の運営メンバー募集しています!☆
☆一緒に原発運動を盛り上げましょう!☆

12月3日(土)4日(日)にもんじゅツアーも企画されています。
24日にその説明もあります。


★2.経産省前テントと右翼の行動(9条改憲阻止の会ニュースから)
いろいろの波風の中で大同《原則》も含め考えて行こう

□ことの起こりは街宣車を連ねた右翼の行動である。彼らはテントやテント前
広場に対して妨害する。汚い声で罵りながらテントは不法だから撤去せよと経
産省に要求する。これは神経戦を強いられるから心理的には軽い問題ではない
が関係は明瞭である。今度は民族派(新右翼)の面々がやってきて経産省に「テ
ント不撤去の申し入れ」をした。テントを訪問し、いたメンバーと話して帰っ
た。街宣車でやってくる右翼とは逆の行動だったのでテントに参加している
人々にちょっとした波紋が起こった。これを歓迎する向きと、不快として警戒
する人の間でちょっとした波風がたったのである。周囲に心配する声も広がっ
た。自分の考えを述べたい。
□僕らはテントを張ったとき大ざっぱであるがこれの原則を確認した。このテ
ントは脱原発、とりわけ再稼働に反対すること、そして大同というべき多くの
人たちの結集の場としていくことである。後にこの場は共同広場と名付けられ
た。この原則は現在の脱原発の運動がより多くの人々の意思や声を結集するこ
と、国民の自己決定の発動(直接民主制の発現)となることの重要性から立て
られている。当たり前の原則に見えるが体制や権力への構想が含まれている。
□民族派(新右翼)の面々が経産省に申し入れをしたことは歓迎すべきことで
あり、素直に受け取っていいことだ。彼らがどのような理念を持っているかは
関係ないことでありその行為だけを評価すればいいのである。これに対して彼
らといろいろの場面で対立してきた経験のあるもの、現にネットなどで対立し
ている人が不快に思うことはわかる。彼らは新右翼や民族派とも共闘するよう
なイメージがふかまり若者への影響を心配している。これは僕の考えだが民族
派の面々の行動をある場面で歓迎し時に共同行動があり得てもそれは彼らの政
治主張や理念とは関係がないと思う。政治主張や理念は彼らも僕らを敵と称し
ているように違うからである。(後略)2011年11月20日 190号より

(文責 三上治)

編集部注:紙幅の都合により全文転載ではありません。また、誤読の恐れがあ
るという編集部内意見があるため特記しますが、新右翼は経産省に「テントを
撤去しないよう要請する」文書を提出したとのことです。


★3.11月15日「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見から

[編集部より]
 さる11月15日、スペースたんぽぽで行われた講演会「低線量被曝の時代
を生き抜く」に先だってで開かれた「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原
発」記者会見(主催:低線量被曝者の会・場所:千代田区有楽町の日本外国特
派員協会)での各スピーカーの発言骨子(予め用意された発言内容)を数回に
わたって紹介しています。今回はその2回目。
(15日のスペースたんぽぽで行われた講演会は現在DVD作成中です。
 配布希望の方はメールでお名前、住所を記載した上でお申込み下さい。
 領価は1000円です。)

 きちんとした安全教育はなく、「被曝」という意識すらなかった
 「原発反対」−これ以上被曝者を出さないために

                        梅田隆亮、元原発労働者

 私は1979年に島根原発と敦賀原発で働きました。炉心のすぐ近くで働
き、被曝しました。

 きちんとした安全教育はなく、「被曝」という意識すらありませんでした。
線量計は配布されましたが、ビービー音が鳴って仕事にならず、放射線の低い
所にいる人にあずけて作業しました。現場監督は見て見ぬふりでした。島根原
発では普通の作業着で、マスクもつけずに作業しました。

 放射能の怖さは、時間がたってから現われます。私は鼻血と全身倦怠に悩ま
されました。「ぶらぶら病」と呼ばれ、働くのが困難になります。診断が難し
いため、周囲の人から理解されず「怠け者」扱いされます。
 私は2000年に心筋梗塞を発症し、働けなくなりました。私のように労災
申請する作業員は少なく、病気になっても泣き寝入りがほとんどです。

 かつては原発に対して「賛成」でも「反対」でもありませんでした。原発で
働いて給料をもらったというためらいがあり、言いづらかったのです。
 しかし、これ以上被曝者を出さないために、「原発反対」という考えに変わ
りました。福島原発事故が起き、多くの作業員が被曝しています。その多くは
下請け労働者です。心筋梗塞で亡くなった方もおられると伺っています。原発
はすべて廃炉にすべきだと思います。

 3つのことを提案します。

1 原発作業員の健康相談窓口をつくってほしい。これまで原発で働いて被曝
  した人は40万人以上と言われています。しかし、労災を申請した人はほ
  んのわずかです。ですから、作業員の「いのちの電話」のような制度があ
  ったら良いと思います。

2 安全教育や放射線管理が適切になされているか、できるかぎり第三者に見
  えるようにする。私の場合もそうですが、きちんとした安全教育をしてい
  ないのに、元請会社は適切におこなったと主張し、水掛け論になるのを防
  がねばなりません。

3 原発労災の対象疾患に、心筋梗塞を入れてほしい。原爆症では心筋梗塞が
  認定対象となっていますが、原発労災では対象になっていません。原爆も
  原発も本質的には同じなので、病気についても同じように認めるべきだと
  思います。また、内部被曝の影響を正しく評価することが大事だと思いま
  す。

 最後に、私の労災申請について申し上げます。11月2日に再審査請求「棄
却」の裁決書が送られてきました。私は敦賀原発の現地調査を再三求めていた
のですが、敦賀原発の現地調査を何もおこなわないまま、裁決が出されまし
た。このことに強く抗議します。

 32年前に私が働いた敦賀原発1号機は、今回事故を起こした福島原発と同
じタイプの原子炉です。当時から問題のある原子炉で、ボロボロの配管があち
こちにありました。津波がなくても地震があれば、福島のような事故が起きて
もおかしくありません。「なぜ敦賀原発の現地調査をしなかったのか」、きち
んと説明してほしいです。


★4.読者からの掲載依頼4つ
イ.「原発さよならデモ@川口」 11月23日(祝・水)
JR川口駅東口デッキ
14時半集合 15時デモ出発

ツイッター有志による呼びかけで始まった「原発さよならデモ@埼玉」では
これまで所沢(200人)、川越(250人)、浦和(150人)でデモを実施してきました。
次は23日(勤労感謝の日)に川口です。
約1時間のなだらかなコースです。
デモ後は300円程度のカンパで野外懇親会も予定しています。

「原発さよなら」「食品の安全基準値の強化」「福島の支援」を訴えていきます。
地元の方がお子さん連れで・ご家族で参加できる地域密着型デモを目指しています。
プラカード・のぼり(上記趣旨に合ったものをお願いします)、鳴り物大歓迎。
海なし県・埼玉からも「原発いらない」の声を上げましょう!

連絡先 白田(しろた)
090-1702-8944
sirotama@kbf.biglobe.ne.jp


ロ.「さよなら原発東京北部ラリー&パレードin後楽園」11月27日(日)

未曾有の大震災及び原発事故を受け、今こそ「さよなら原発」の声を盛り上げ
るべく、「11.27 さよなら原発 東京北部ラリー&パレードin後楽園」を行う
ことにしました!

当日は,佐藤栄佐久元福島県知事にもお話頂きます!

市民集会&パレード,リレートーク(福島からの声,東京で子どもを育てる母
親,福島を取材しているジャーナリストなど),その他ミニコンサート,バルー
ンアート教室,などなど,いろいろな催しが行われます。
パレードには,鳴り物(カスタネット,笛,フライパン&しゃもじ,などなど,
なんでもOK)を持ってご参加ください!!

○名称 「さよなら原発 東京北部ラリー&パレード」 *ラリー:集会の意
○日時 2011年11月27日(日)14時〜(開場 13時) ラリー終了後パレ
ードを行います。

○会場 文京区・礫川公園 (れきせんこうえん)
 所在地:文京区春日1−15 地図 http://g.co/maps/3ceyd
 地下鉄丸の内線・南北線「後楽園」駅徒歩1分
 都営地下鉄都営三田線・大江戸線「春日」駅徒歩3分、JR「水道橋」駅徒
歩15分
 (雨天)文京区民センター・3A(350人収容可)
 所在地:文京区本郷 4−15−14 地図 http://g.co/maps/237jm
 電話03(3814)6731


○主催 「さよなら原発 東京北部ラリー&パレード」実行委員会
(連絡先)
〒171−0021 東京都豊島区西池袋1−17−10エキニア池袋6階
城北法律事務所内 tel 03-3988-4866 fax 03-3986-9018
ホームページ http://www.toshima.ne.jp/~hokubu_g/

ハ.「原発いらない!葛飾アクション」 11月27日(日)
11月27日(日)、午後1時半に葛飾区の青戸平和公園(京成線「青砥」駅下車、
徒歩7〜8分)に集まって「原発いらない!葛飾アクション」を行います。
都民に飲み水を供給している「金町浄水場」は葛飾区にあります。都内でも放
射線量が高く、子どもたちの健康を心配する親や、市民の不安が高まっていま
す。
この間、区内のさまざまな団体やグループ、個人が区議会への請願や行政への
要望を出してきましたが、区の対応は「この程度の放射線量では健康に影響を
及ぼすものではない」「大騒ぎしないように」というものです。
一言いいたい、私はこう思う、こんなことやってますなどのリレートークと歌、
そして「亀有」駅まで「ウォーク」します。お近くの方、ぜひぜひご参加くだ
さい。よろしく!

ニ.「世界から原発なくそうコンサートin上野」11月27日(日)
2011年11月27日(日)13:30開演〜17:00終演予定
上野公園野外ステージ(旧上野水上音楽堂)
参加費―1000円、被災者、避難者の方は無料

「福島からの避難者母親、制服向上委員会会長が語り歌う、原発時代を生き抜
く女たち」

◇トークセッションー「子どもたちのいのちを守り、原発時代を生き抜く女た
ち」をテーマにしたトーク
増子理香さん(福島県三春町からの避難者母親)、橋本美香さん(シンガー・ソ
ングライター、制服向上委員会の会長)、横浜の子供達を放射能から守る会の母
親の方が出演
15:30から開始予定

◇「世界から原発なくそう」との想いを表現するミュージシャンの歌と演奏、
パフォーマンス
≪出演者≫
橋本美香さん、ツーピース、Dr.SUSHI、阿部孝史さん、増子理香さん
(トーク出演)、横浜の子どもたちを放射能から守る会の母親、「月桃の花」歌
舞団、館野公一さん、あだっちさん、根本延浩さん、照屋三線教室、菅原和之
さん、ピアチェーレ

出演者の詳細は、http://c-zenko.blog.so-net.ne.jp/
をご覧ください。

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[編集部より]
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