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LNJ Logo コンピュータ監視法案:国会情勢レポート(5/28)
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以下、国会情勢です。法務省は今国会通過で動いてい
ます。小倉利丸

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【コンピュータ監視法案:国会情勢レポート 2011年5月28日】

政府・法務省は、5月25日、午前9時に法務委員会を開催し、コンピュータ監視
法の審議入りを強行しました。この日の委員会では江田法務大臣の趣旨説明、
与党質疑がおこなわれ、民主党の辻議員、橘議員が質問にたち、コンピュータ
監視法の問題点を指摘しました。野党からは、民主党内で法案の賛否で意見が
割れている印象を与えたのではと思われます。

27日、衆議院法務委員会で野党の質問が行われ、自民党理事からは共謀罪との関
連で、共謀罪とコンピュータ監視法は同じ条約刑法でありながら、なぜ共謀罪の
新設に反対し、コンピュータ監視法の制定に反対するのか、と政権の姿勢の曖昧
さを追及されました。無所属の城内議員はコンピュータ監視法には乱用される恐
れがあり、しばりをかける必要があると指摘しました。委員会は野党質疑のあ
と、31日(火)に参考人質疑をおこなうと確認され、終了しました。


その後、理事会か懇談会が開かれたようで、参考人質疑後、委員会採決するとい
うことが確認されたようです。参考人質疑後、採決というのは間違いなさそうです。

法務省は、非常に焦っているようです。法務委員会での採決後、その日のうち
に本会議に緊急提出するよう働きを強めているようです。また参議院では共産
党の井上議員のところに理事からにコンピュータ監視法をすみやかにあげたい
という連絡があったとのことです。

法務省は、国会の会期末が近づく中で時間がなくなってきていること、菅政権不
信任決議が採択されたら法案が廃案になりかねないこと、日弁連が会長声明をだ
し雰囲気が変わってきたことなどが絡みあい、一気に法案成立へと踏み込んだき
たと、判断すべきだと思います。

衆議院法務委員会での審議は三回で終了です。この点を前提すると、参議院はそ
れと同じか、それ以下の回数の審議ということも十分考えられます。参議院は法
務委員長は公明党です。参議院法務委員会は火曜日と木曜が開催日です。

今後国会の会期末まで、大変な状況になります。ぜひ反対の声を大きくしていく
必要があります。よろしくおお願いします。

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盗聴法に反対する市民連絡会
【連絡先】
indo1@anti-tochoho.org
日本消費者連盟気付 
TEL TEL090-2669-4219(市民連絡会)
ネットワーク反監視プロジェクト(小倉)
TEL 070-5553-5495
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Created by staff01. Last modified on 2011-05-29 19:12:06 Copyright: Default

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