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国労バッジ闘争、辻井さんの中労委での闘いが始まった
 申立人のJRは、証人申請すらせず、労働委員会を軽視

5月21日、中央労働委員会で辻井義春さん(写真 元JR京浜東北線本郷台駅勤務、現在はJR関連会社に再雇用として勤務、国労組合員)の中央労働委員会での第1回調査が始まった。

JR東日本は、辻井義春さんが今年JR退職まで国労バッジを着用してきたことに対して、1999年に最高裁で2008年には東京都労働委員会で不当労働行為が認定された経過があるにもかかわらず、過酷な処分(最高は10日間出勤停止)を継続してきた。しかし今年1月神奈川県労働委員会は、この間の処分は不当労働行為に当たり、処分によって蒙った賃金カットを原状回復するよう命令する、完全勝利命令を発した。にもかかわらずJRは命令を一切守らず、中央労働委員会に不服申し立てをしたのである。

辻井さんは、調査の場で「JRは、これまで出た命令を一切守らない。そのことでどれだけ家族が被害を蒙ってきたかをわかっていただきたい」と怒りをこめて発言した。

また、調査後の集会で妻のまゆみさん(写真)は、「神奈川県労委の命令は、私たちにとっては宝物です。一刻も早く中労委は命令を出していただきたい」と語った。

第1回調査でJR側は、申し立てた側であるにもかかわらず証人申請をしなかった。この行為に対して、「JRは、労働委員会審議をどう考えているのか。労働委員会を軽視しているとしか思えない」という発言が多くの補佐人から出された。今回もJRは労働委員会で出される命令は一切守る気はなく、中労委の命令の後裁判でひっくり返せばいいいのだという本音が丸見えになった。このようなJRの行為は、辻井さんや国労のみならず労働者の権利を一切否定するものである。

JRが証人申請をしなかったことで、次回第2回調査が中労委審議の事実上の結審となる。神奈川県労委に続き中労委で再度完全勝利命令を勝ち取ることで、JRの労働委員会を否定する行為を許さない力関係を築いていこう。

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辻井さんの国労バッジ闘争第2回調査 
日時:6月29日(火)午後3時
  場所:中央労働委員会(JR・浜松町、都営地下鉄三田線・御成門下車)

★辻井さんの闘いの記録DVD「国労バッジははずせない −辻井義春の闘い−」(33分:東京ビデオフェスティバル優秀作品賞受賞作品)発売中 2000円 申し込みは以下までどうぞ。(湯本雅典)  yumo@estate.ocn.ne.jp


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