
気持ちを一つに、基地はいらない―。5月16日、土砂降りの雨の中、集まった市民たちは手をつなぎ、人間の鎖で沖縄県宜野湾市の普天間基地周辺約13キロを包囲した。人間の鎖には約1万7千人が参加。手を取り合って世界一危険な基地、普天間基地の撤去を願った。
普天間基地の包囲は16日午後2時、2時半、3時の3回行われた。手を取り合い基地に向かっての抗議と基地に背を向けての抗議。地元局のラジオ放送の生中継を聴きながら人間の鎖がつながるよう祈りながら隣の仲間と手をつないだ。
昨日から降り続いていた雨が午後2時と2時半の包囲の間、止んでいた。参加者の祈りが天に届いたのだろうか。米軍基地はいらないという沖縄の願いは日米政府に届くのか。(我謝香織)
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Last modified on 2010-05-17 09:19:47
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