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LNJ Logo 冬の兵士、沖縄へ〜大きな連帯の輪をはぐくむ
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皆様、冬の兵士日本ツアーにご協力くださっている皆様

各地を巡る証言ツアーが16日の院内集会(約90名参加)に続き、18日院内 集会、19日沖縄証言集会、と大きな連帯の輪をはぐくみながら進行しています 。NHK BSでも取り上げられました。「占領がすべての問題の根源、米国の対外政 策を根本的に変えないかぎり問題は解決しない」という現地での体験と目撃に基 づいたクリアなメッセージを伝えるものだった点が、これまでのテレビでの報道 番組にはなかった特筆すべき点だと感じました。 さて、このツアーに同行している立場の者として、途中ですが、沖縄への訪問の 中でとりわけ印象的なものとなった場面をかいつまんで報告させていただきます。

証言集会前日18日。この日、那覇では、「政権交代」を受け、民主党が「普天間県外移設」を公約し ていることを踏まえて、再度しっかりと県民の意思を表明して、この公約を実現 させるための緊急集会が開催されました(約600名参加・写真上)。 イラク、アフガニスタン帰還兵リックとアダムは、この集会を「見たい」と言い ました。行ってみると、整然、決然と集会が行われており、説明を受けるなかで 、連帯の気持ちを強くもったようでした。

集会主催者もこの二人を歓迎し、「イラクとアフガニスタンの占領は間違ってい ることを伝えるために各地をまわっておられる帰還兵です」と集会参加者全員に 紹介していただき、大きな拍手を浴びました。二人はピース・ウォーク参加を希 望し、皆さんと一緒に、普天間を返せ、辺野古基地建設反対、環境破壊のアセス を中止せよ、のコールに合わせて力いっぱいこぶしを突き上げていました。

この県民集会は、山内議員、赤嶺議員との心のこもった交流、冬の兵士上映運動 サポーターとの対話ができ、人々の整然、決然とした様子をまのあたりにすると もに、温かい心が通い合う場ともなりました。 そして、イラク、アフガニスタンに焦点をあててきたアダムとリックが、日米同 盟の問題も視野において洞察を深めるためのステップともなりました。

19日は普天間基地の全貌を高台から俯瞰し、文民施設のまっただ中に基地が無 遠慮に配置されている様子に衝撃を受けていました。政府に訴える、と写真をパ チパチ。辺野古を訪れて、台風の影響で水がにごっているにもかかわらず、その 美しさに感銘を受け、同時に、漁港の隣に水陸両用機の訓練場がある様子も記録 していました。

19日午後の証言集会では、活発な意見交換があり、イラクとアフガニスタンの 占領の実相、米国の対外政策、そして、日本の現実を結びつけて理解を深める場 となりました。参加者と帰還兵がともに、米国政府の帝国主義的対外政策の転換 を実現するため、手をつなぐことが大切と確認する場となりました。

持ち込んだDVDと証言集は完売。
とり急ぎのご報告です。

今日20日から連日、大阪、京都、名古屋、東京の順で証言集会を展開していき ます。各地の皆様、お誘い合わせの上、おでかけください。

向井真澄


Created by staff01. Last modified on 2009-09-21 09:49:59 Copyright: Default

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