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7月21日(火)夜、杉並公会堂大ホールで「人権と歴史認識を考える7.21集会」が開催され800人が参加した。

作家の吉武輝子さんが「体験者が歴史を語り継ぐことで人権について考えましょう」という挨拶の後、蓮池透(拉致被害者家族会前事務局長)さんと、池田香代子(翻訳家・「世界がもし100人の村だったら」)さんの対談が行われた。

蓮池さんは「拉致問題の取り組みの中で、国と国との交渉というものは一方通行ではできない、互いを理解することからはじめ、歩み寄らなければ何も解決できないことを痛切に感じた。日本の北朝鮮担当官の中に北朝鮮の言葉を理解しようとする(できる)人間が皆無なので、拉致問題解決は難しいだろう。」と語った。

 次に、中村政則(一橋大学名誉教授)さんが講演し、「過去の歴史を研究すると、今の日本は戦争回避に対する回帰不能点の一歩手前にいる、ちょうど15年戦争に突入する10年前の大正デモクラシー(1922年、衆議院で軍縮決議)の時機にあたる。」と語った。

 集会実行委員会の東本さんからは「一週間前に同じ会場で田母神が核武装し戦おうと若者たちに呼びかけ盛り上がったそうだが心配です。

杉並区教育委員会の「つくる会教科書採択」阻止に協力してください。」と呼びかけた。 (ジョニーH)


Created by JohnnyH. Last modified on 2009-07-22 01:00:38 Copyright: Default

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