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LNJ Logo 札幌地域労組:介護現場の闘いの報告
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札幌地域労組、鈴木です。報告、介護現場の闘い2件です。
『大友恵愛園、やっと陳謝文掲示』
昨年7月24日、社会福祉法人大友恵愛会に対し、北海道労働委員会は救済命令で、不誠実団交の禁 止、労働協約の履行、ポストノーティス(陳謝文の10日間の掲示)を命じましたが、その後も駄々 っ子のように命令履行を拒否していた大友理事長ですが、昨年末裁判所からの労組法違反事件として 100万円の過料を命じられ、今後も履行するまで何度でも過料が出されることにやっと気づいたの か、大友恵愛園では今日になって慌てて陳謝文を張り出しました。命令では、「職員通用口の見やす い場所」への掲示となっていましたが、施設側はなるべく人目を避けようと(気持ちは分かります) 、通用口付近の小部屋の中にひっそり貼りました。これに対し組合が猛然と抗議したところ、通用口 のガラスに全面的に貼り出されました。
これで、命令の一部が履行されたことになりますが、肝心の団交は権限の無い者による不誠実な団交 が続いています。現在、大友恵愛園は争議行為に突入しており、施設の回りには多数の組合旗がはた めいているほか、週明けには「理事長退陣せよ!」「非正規雇用の待遇を改善してください!」など の横断幕5本を施設の正面玄関に貼り出します。スト権は98%の賛成票で確立したので、春闘期間 中にストを実施する予定です。 『ルミエールへ札幌市が文書指導』
今朝の道新第3社会面(35頁)に、ルミエールの不祥事の記事が載っています。道新記事↓ http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/145651.html?_nva=24 この問題は、組合が調査し行政に通報しました。記事では触れていませんが、亡くなった入所者に約 200万円の財産があったことを遺族に伝えず、施設長が「利用者ために使えば供養になるよね」と 言って、個人的に「保管」していた事実があります。組合が調査したところ、約40万円が紛失して いました(この問題はウヤムヤのまま)。
些細なミスを理由に昨年春に勤続8年の事務員を解雇したルミエールですが、虐待を隠ぺいしたり、 内部告発した職員を施設ぐるみで虐めたり、入所者の預かり金を不当に「保管」したり、生活保護費 を区役所から騙し取ろうとした、理事長、施設長、事務局長らは健在です。行政からの文書指導など 、開き直りの経営者にとっては屁みたいなものです。 内部告発者が訴えられた裁判(1審、2審とも私たちが勝訴)は、現在、経営者側が最高裁に上告中 です。
ルミエール虐待事件の内部告発の闘い↓ http://www.infosnow.ne.jp/~sgu/sgu-rumieru.htm

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