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8月28日午後、「君が代」処分など教員いじめを続ける石原都教委の暴走に怒る教員・市民など約250名が、都庁前で「都教委包囲アクション」を行なった。この日は、大きなバルーンを上げるなど趣向をこらした。午後4時からは、都教委と石原知事室の二手に分かれて要請行動。30名ほどが石原知事に面会を求めて知事室に向かうと、警備員や職員が大あわてで阻止し、小さな会議室に誘導して一般職員の対応でごまかそうとした。このため要請団は30分にわたり執拗に抗議し、結局、石原都知事の秘書（副参事）を引っ張りだすことに成功した。要請団は副参事に対して「都議選で審判は出た。教育を破壊した石原都知事はすぐに退陣すべきだ」と迫った。都教委のある教育庁へも約100人がつめかけ、窓口でにぎりつぶし対話を拒否する都教委の姿勢を強く批判した。この日は、築地移転反対グループも合流し、反石原の勢いが増していることを感じさせた。（M）

↓都庁前には全国から約250名が参加した

↓石原都知事秘書（右）に迫る要請団

↓都庁入り口に座りこみをした「停職処分中」の根津公子さん。28日午前。