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LNJ Logo 写真速報:裁判員制度はいらない!実施前日にデモ
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裁判員制度の実施を明日に控えた20日夜、「現代の赤紙だ」と一貫して導入に反対してきた「裁判員制度はいらない!大運動」が、都心をデモ行進した。

仕事帰りの労働者、労組員など、日比谷公園・霞門に集まった約300人の市民は、色とりどりののぼりやプラカードを手に、 「実施を絶対許さない」と気勢をあげた。

メディアの取材陣が照明をたき、ストロボの閃光が走る。まばゆいばかりの光の中に、人々の怒りの表情が、くっきりと浮かびあがった。

NHKは今月、全国の裁判員候補者にアンケート調査を実施。その結果、実に75%の人が、責任の重さや正しい判断への自信のなさを理由に、参加に不安を感じていることが明らかになった。

政府自民党の監視下に置かれる「公共放送NHK」ですら、この調査結果を認め、報道せざるを得なかったのだ。

デモの出発前に、弁護士の高山俊吉さん(写真左)がアピール。「私たちの運動の成果で、国民の大多数が反対の意思を示している。法務省・検察など、国家機関は震えあがっている。彼らはなんとか穏便にこの制度を実施したかったのだろうが、そうはいかなかったわけだ。今日の24時まで、裁判員制度はいらないといい続けよう」。

7時15分に歩き出したデモ行進は、虎ノ門交差点を新橋方向に左折。JRガードをくぐり、数寄屋橋交差点にむかった。

「3日で判決は出せないぞー。3日で終わる裁判なんてインチキだー」「人にしゃべったら懲役、断ったら罰金なんてとんでもないぞー」

鋭いシュプレヒコールが続く。歩道を行く人々も、新型インフルエンザ騒動の影響だろうか、普段よりもまばらに感じる。それでも、スピーカーから繰り返し飛び出す「裁判員制度」という言葉に、敏感に反応、反復し、デモ隊に好意的な視線を向けていた。

「国民の8割が反対だー。憲法違反の裁判員制度をただちにやめろー」

参加者の力強い叫びが、夜の銀座に響き渡っていた。同運動は明日21日も、制度の廃止を訴える全国一斉行動を予定している。(写真と文/Y)


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