本文の先頭へ
LNJ Logo 不当な減給処分を受ける(近藤順一)
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 0331kondo
Status: published
View


「日の丸・君が代」被処分通信
         経過報告 四四  2009.3.31
八王子市立第五中学校夜間学級
                          被処分者 近藤順一
                TEL/FAX 044−877−1266

  本日、処分発令 〜減給10分の1、6ヶ月〜
 私への処分は、累積加重処分の第3段階でした。処分理由を読み上げる担当官の手が小刻みに震え
、あっけなく発令式は終わりました。この発令には八王子市教委、校長が立ち会いました。直ちに東
京都人事委員会に不服審査請求を提出するつもりです。    
危惧していた「分限対応指針」の適用はありませんでした。でも、安心はできません。「研修の効果
があがらない」つまり強制や処分に屈服しない者には、いつでも分限処分を発令する可能性がありま
す。当面次の機会は7月の「服務事故再発防止研修」です。そこで、あくまで抵抗の意志を示す者に
は昨年の警告通り処分するかも知れません。
 さて、今回の処分発令は、この間の一連の地裁における敗訴判決直後であり、免職処分も予測され
ました。これは何とか阻止しました。慎重に現局面を分析しなければなりませんが、私は2つのこと
を提示します。

  不起立・不斉唱・不伴奏を含む多様な行動を粘り強く貫徹することによって、局面を支え、切
り開く可能性が出てくること。学校現場のアクションがあってこそであり、またそこから大いにアピ
ールすることが重要です。
  都教委の暴走に対する抑止効果は、校長・教職員・保護者などとの共同の取組である。「ここ
から裁判」(七生養護性教育弾圧事件)の地裁勝訴や土肥三鷹校長の動向、停職6ヶ月被処分者に対
する免職処分阻止・強制異動阻止の背景を考慮すべきです。

 このことが、運動を前進させ、ひいては裁判を勝利に導く鍵であろう。
私の07・08処分に対する人事委員会口頭審理も近づいてきました。今後ともよろしくお願いしま
す。
 



    改めて“「日の丸・君が代」被処分者救援基金”の
              設立を提起する
 本日の処分は、かくも苛酷なもの。この処分によって、本来学校現場を支援すべき都教委が、東京
の教育を統制し、沈滞化させていることを白日の下にさらしています。もちろん、私たちはこの強制
を受忍できず、自らの選択で不起立、不斉唱、不伴奏を実行した者です。現場の教職員個人にはそれ
ぞれの選択があり、それは尊重されるべきものです。そして、お互いに主張が異なっても議論を継続
していきたいと思います。「日の丸・君が代」に対する多様な考えがあり、また強制に対してもその
対応は多様であると思います。しかし、現に不当な処分が課され、生活が脅かされている教職員がい
ます。これは救援する必要があります。
 また、東京の教育を憂慮し、改善しようとされている諸団体、個人の皆様にも訴えます。私たちは
行政側であれ、その他の方々であれ、対話を求めています。強制と処分、統制と排除は、社会を危険
な方向に流し込むでしょう。戦前と現在では社会体制が異なりますが、危険な流れのメカニズムは同
様であり教訓は生かされるべきだと思います。日本国憲法の理想は「根本において教育の力にまつべ
き」であり、逆に、その理想への道を破壊し暗い社会に導くのも「教育の名において」なされるのか
も知れません。
特に、首都東京の教職員組合関係者の皆様、多くの労働組合はその基本方針で、「日の丸・君が代」
強制に反対し、処分に反対しています。組合員であれ、非組合員であれ、またどの組合員であれ、身
分と生活が守られなければならないでしょう。今日の処分は教職員としての身分の剥奪、「健康で、
文化的な最低限度の生活」が破壊されようとしていることを示しています。その救援は急務です。
 教職員組合の指導部の皆様が広く都民、国民、世界の人々に呼びかける共同の取組を開始し“「日
の丸・君が代」被処分者救援基金”の設立に尽力されるよう訴えます。

* 下記のサイトもご覧ください。
 http://www.geocities.jp/santama_renrakukai/kondoh/index.html
 http://www.geocities.jp/santama_renrakukai/kondoh/volume05/index.html
http://www.geocities.jp/santama_renrakukai/kondoh/volume06/index.html 


Created by staff01. Last modified on 2009-04-01 01:34:45 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について