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無責任な閉鎖は許さない

経営の失敗は「組合のせい」

↑ 王子製紙本社前で抗議(08/6/19)

1970年代から安倍川製紙の経営に乗り出した王子製紙は、約40年にわたり特殊紙の経営を理解せず、経営失敗の責任を労働組合に転嫁し、組合分裂などの攻撃を行った。
自らの経営努力をしない姿勢は、4回にわたる希望退職や早期退職に行き着き、1000人近くいた労働者は100人以下となった。
そして王子製紙と本州製紙の合併により、系列の特殊紙会社である安倍川製紙と新富士製紙の合併による富士製紙が2002年に誕生。
さらに2003年10月王子製紙の特殊紙部門4工場との統合により王子特殊紙が発足。
そして2007年1月、旧安倍川製紙である東海工場・静岡事業所を2008年7月末に閉鎖することが突然発表された。

転勤は実質解雇

従業員は富士地区の工場で雇用を継続するというが、50キロ離れた工場で三交替勤務というのでは、「解雇」以外の何者でもない。
組合は2月に要求を掲げて団体交渉を開始した。
閉鎖にいたった経営の責任を認めて謝罪。
転勤による負担は会社の責任で、
退職せざるを得ない人へ充分な補償
関連企業労働者への補償。
静岡にある組合事務所の存続。などだ。
会社側は「閉鎖は会社の専権事項」としたため交渉は進まず、一方多数派組合は早々に閉鎖や転勤条件を合意してしまった。
静岡県共闘など地域の仲間が今年の1月に支援共闘を立ち上げ、2月より交渉に入ったが、会社の不誠実な態度は変わらず、4月、3回目の団体交渉で決裂状態となる。

構内労働者には補償もなく

斎藤梱包は、安倍川製紙の時代から構内で働いている下請け企業であるが、その勤務実態は偽装請負そのものだ。
安倍川労組と同じ中部地区労に加盟する静岡ふれあいユニオンの分会が3年程前に作られ、労働条件の交渉などを続けてきたが、突然の閉鎖で、自分たちの企業も閉鎖、失業となってしまう。

偽装請負を告発

5月29日静岡ふれあいユニオン・斎藤梱包分会の組合員たちが支援共闘とともに偽装請負を4月23日に静岡労働局へ告発してから1ヶ月、5月に入り、労働局は二回の立ち入り調査を行っているものの、働いている当人への聞き取りなどをまったく行っていないこともあり、会社の「かつてはありましたが、直しました。」ということにだまされることのないよう、立ち入り調査のあとも偽装が引き続き公然と行われていること。
 偽装請負の是正は被害を受けた労働者の救済の立場で行うこと、直接雇用すべきであることなどを主張しました。

特殊紙社長宅に行動

↑ 王子特殊紙東社長宅(東京江東区)前で宣伝’(08/6/19)

 6月19日、静岡からバスで上京した部隊は、お昼前に王子特殊紙東社長の住む江東区福住のマンションに到着。
 早速横断幕を広げ宣伝を開始。電車の人も合流して総勢は30人、中小労組ネットの宣伝カーで近所を流す。
 お昼休みの時間となり、近隣の人達も興味深く見物する中、次々とマイクで訴え、宣伝を終了した。

 

王子製紙前で大宣伝

日比谷公園で休憩の後、いよいよ王子製紙本社前に移動、東京の支援も次々と集まり50人以上での宣伝活動、周辺行動を行う。
 申し入れは森下議長以下5人が鈴木法務室長などを相手に行った。
 王子製紙は王子特殊紙の親会社であるばかりでなく、約40年に渡って安倍川製紙の経営を支配し続けた。親会社として解決に向けた指導を求めると同時に、経営者としての責任を果たすべきだ。
 王子特殊紙とは6月に入ってから一回も団交が開かれていない。計画している閉鎖まであと一月と少しだ。それまでに円満に解決する意思があるのか。「社内処理」の感覚のように見える。
特殊紙は、「富士地区のどこに組合事務所を置くのか」ということしか問題にしていない。支援共闘の申し入れを理解していない。  5月27日には、斉藤梱包で「解雇予告通知」が出されている。偽装請負は明らかであり、解決をすべきだ。

王子製紙回答を約束

 これらの申し入れに対して王子製紙は「王子特殊紙に伝えます。」とのことだったため支援共闘は、「ただ伝えるだけでなく、解決のための指導を行え。」と強く求めた結果、王子製紙は「前回申し入れを受け回答した。今回も同様に(回答を)する。」とした。
   また、組合事務所の防衛のため、安倍川労組は6月16日から泊り込みを開始した。工場の止まる8月からは電気も水も止められるので、発電機やバイオトイレの手配もはじめ、会社の法的措置に対抗するために弁護士との打ち合わせも行った。
さらに、6月27日には株主総会行動が予定されている。

<静岡ふれあいユニオン通信13 *1 労働局、偽装請負の判断、23日に通知 6・19東京行動>より


▲ はたらくものなら一人でも入れる街の労働組合、静岡ふれあいユニオン
▲ 住所 静岡市葵区柳町16−1 安倍川製紙労組気付
▲ 電話 054−271−7302(安倍川製紙労組)
    054−251−5056(野田事務所)
    090−7861−6266(小澤)
▲ MAIL s-fureai@nifty.com
▲ HP http://homepage2.nifty.com/s-fureai/index.html
▲ 静岡ふれあいユニオンのホームページ http://work-and-life.main.jp/  


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