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デモクラシー・ナウ!では、毎週、新しい動画のアップ・ロードをご報告すると
ともに、今週の注目トピックスをお知らせしています。

新着ストリーミング *********************************************
2008.03.21 気候変動の第一人者ジェイムズ・ハンセン博士に政府の弾圧
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ジェイムズ・ハンセン博士は、地球規模の気候変動に関する米国きっての専門家
として広く知られています。25年にわたり、NASA(米航空宇宙局)のゴダード宇
宙研究所の所長をつとめてきた彼は、1988年の議会証言で地球温暖化について警
告し、この問題に初めて世界の注意を促しました。2006年1月ハンセン博士は、
気候変動に早急に取り組む必要があるという研究結果の発表をブッシュ政権から
妨害されたとニューヨークタイムズ紙に伝え、世界のメディアに大きく取り上げ
られました。ハンセン博士その人をスタジオにお招きして、お話を聞きます。
つづきはこちら→ http://democracynow.jp/submov/20080321-1

ゲスト:
*ジェイムズ・ハンセン(Dr. James Hansen)気象学者。ゴダード宇宙飛行セン
ター(メリーランド州グリーンベルト)の地球科学部門であるニューヨークの
NASA宇宙研究所所長。 コロンビア大学地球環境科学の兼任教授。1970年末から
人間の活動が地球の気候に及ぼす影響を研究し、1980年代に米国議会で気候変動
について証言して地球温暖化問題への関心を促した。1995年全米科学アカデミー
会員、2001年ハインツ環境賞受賞。

*マーク・ボウエン(Mark Bowen)Censoring Science: Inside the Political
Attack on Dr. James Hansen and the Truth of Global Warming (『科学への
検閲 ジェイムズ・ハンセン博士への政治攻撃の内幕と地球温暖化の真実』)の
著者。前著はThin Ice(『薄氷』)

字幕翻訳:川上奈緒子 /校正・全体監修:中野真紀子

新着ストリーミング *********************************************
2008.07.11 環境運動の火付け役レイチェル・カーソンと『沈黙の春』
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1962年に出版されたレイチェル・カーソンの『沈黙の春』は、環境保護運動の勃
興をうながした名著として知られています。40年以上も前の科学書が、今も古典
として読みつがれているのはなぜでしょう? カーソンはこの本でDDTなど農薬
の危険性を訴えたため、当初は科学企業やマスコミから攻撃を受け、大きな物議
をかもしましが、後には20世紀でもっとも重要な人物の1人とみなされるように
なりました。このとき、すでに末期がんだった著者は、1年半後に亡くなりまし
た。未完に終わった次の本では、業界との癒着構造が科学をゆがめていることに
ついて書こうとしていたそうです。つづきはこちら→ 
http://democracynow.jp/submov/20070531-4

ゲスト:
* サンドラ・ステイングレーバー(Sandra Steingraber)エコロジスト、作家。
環境と癌や生殖機能との関係についての専門家として国際的に知られる。自身も
癌を患った体験があり、Living Downstream: An Ecologist Looks at Cancer
and the Environment(『リビング・ダウンストリーム 癌と環境を見つめるエ
コロジスト』)をはじめ、多数の著作がある。

字幕翻訳:川上奈緒子 /全体監修 中野真紀子・高田絵里  


新着ストリーミング *********************************************
2008.07.16 エイモリー・ロビンズ 原子力は気候変動を悪化させる
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気候変動の顕在化で一刻も早く対策を迫られる中、クリーンなエネルギーとして
さかんに持ち上げられているのが原子力です。今年前半には原油価格が高騰し、
石油輸入からの脱却が急務となる中、ブッシュ大統領もマケイン、オバマ両大統
領候補も政策が一致したのは原子力発電の拡大でした。「西側で最も影響力のあ
るエネルギー問題の思索家」と言われる科学者エイモリー・ロビンズに、この問
題について聞きました。
つづきはこちら→ http://democracynow.jp/submov/20080716-2

ゲスト:
* エイモリー・ロビンズ(Amory Lovins) コロラド州のNPO「ロッキーマウ
ンテン研究所」の代表。1982年に同研究所を共同設立し、エネルギー・資源問題
に関する旺盛な執筆活動をしている。世界8カ国の政府、米国の20の州政府にエ
ネルギー政策を提言してきた。膨大な著作があり、「ソフト・エネルギー・パス
から永続的な平和への道」、「ブリトルパワーから現代社会の脆弱性とエネル
ギー」、「スモール・イズ・プロフィタブル―分散型エネルギーが生む新しい利
益」などが邦訳されている。
http://www.ecostation.gr.jp/interview/1996/6.html

字幕翻訳:桜井まり子/校正:関房江/全体監修:中野真紀子 

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     今週の お勧めトピックス(英語のみ)
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● 南アフリカ出身の著名な詩人、作家、画家、反アパ ルトヘイト活動家のブレ
イテン・ブレイテンバックに聞く
http://www.democracynow.org/2008/12/26/an_hour_with_the_renowned_south
ブレイテン・ブレイテンバックは南アフリカで最も有名な詩人の1人です。また
作家・画家としても受賞歴があり、反アパルトヘイトの著名な活動家であると同
時に世界中で社会正義の実現を訴えつづけています。この国外追放された詩人
は、南アの白人であるアフリカーナの一家に1939年に生まれました。60年代初め
にパリに移り、そこで反アパルトヘイト運動に深く関わることになります。1975
年、偽造パスポートで秘密裏に南アに戻り、逮捕されてテロリズムの罪で7年間
収監されました。彼の著作で最も有名な1つはこの刑務所体験を綴ったThe True
 Confessions of an Albino Terrorist(『アルビノのテロリストの真実の告
白』)です。ブレイテンバックは現在、ニューヨーク大学で文芸創作の授業を持
つ一方、西アフリカのセネガルにあるゴレ研究所にも籍を置いています。

● 調査ジャーナリストが語る「リック・ウォーレン牧師の二重生活」
http://www.democracynow.org/2008/12/23/max_blumenthal_on_rick_warrens_do
uble
オバマ次期大統領は、1月の大統領就任式を司る人物の選定で多くの支持者から
批判を受けています。オバマが任命したのは、中絶と同性婚に強く反対するキリ
スト教福音派の牧師リック・ウォーレンだったからです。ウォーレンは11 月に
カリフォルニアの住民投票で決まった同性婚禁止を支持し、中絶をナチスによる
ホロコーストになぞらえたこともあります。宗教コミュニティサイト「ビリーフ
ネット・ドットコム」(BeliefNet dot com )の最近のインタビューの中でも、
ウォーレンは同性婚は近親相姦、一夫多妻、児童虐待と同等であると述べていま
す。調査ジャーナリストのマックス・ブルーメンソールから話を聞きます。

● 米国の介入でソマリア危機が一層悪化 人権団体報告
http://www.democracynow.org/2008/12/24/somalia
今年、ソマリアはこの10年で最悪の暴力を経験しました。世界最大の人権団体
ヒューマンライツ・ウォッチの最新の報告は、米国はこの危機を一層悪化させる
だけだったとしています。いわく、「米国はソマリアを主に反テロ世界戦争の戦
場としてとらえ、ソマリア暫定政府とエチオピアの行動を無批判に支持する政策
を遂行してきた。説明責任を追及されないことが、虐待や暴行の激化につながっ
た」。ヒューマンライツ・ウォッチのレスリー・レフコーに話を聞きます。

● ライト・ライブリフッド賞受賞の活動家アシャ・ハジ ソマリアの和平プロ
セスで女性の役割のために戦う
http://www.democracynow.org/2008/12/24/asha_hagi
アシャ・ハジは非営利の女性権利組織 Save Somali Women and Children(ソマ
リアの女性と子供たちを救え)の共同創始者であり現在の代表でもあります。
2000年に行われたソマリア和平会議では、伝統的な男性中心のソマリアの5氏族
を補完するものとして第6の氏族「女性の氏族」を創設しました。ソマリアの和
平プロセスで初めて女性たちの代表が登場したわけです。2年前のエチオピアの
侵攻以来、ハジはケニアを拠点にしています。米国が後押ししている侵攻にあか
らさまに異を唱えているからです。

● 「ハーパーズ・インデックス」の25年を振り返る
http://www.democracynow.org/2008/12/23/25_years_of_the_harpers_index
ハーパーズ誌で毎月人気のコーナー「ハーパーズ・インデックス」が25周年を迎
えます。インデックスは、時には面白く、しばしばハッとさせられる政治情勢を
統計と他ではお目にかかれないようなデータを使って紹介します。例えば今月号
では、ブッシュ陣営が 2000年の大統領選の再集計時に社用ジェット機の使用で
エンロン社とハリバートン社にいくら支払ったかを見ることができます。また、
ブッシュ大統領の2002年の一般教書演説で総立ちの喝采を送った議員たちが消費
した総カロリー数の推定値についても書かれています。

● ユタ州の学生「入札者のふり」で、政府による原野6万ヘクタールの石油ガ
ス掘削向け競売を妨害
http://www.democracynow.org/2008/12/22/posing_as_a_bidder_utah_student
全米独占放送です。ユタ大学の学生、ティム・クリストファーが2万2000エイ
カー(約8900ヘクタール)の土地を、掘削から救うため「購入した」いきさつを
説明します。この売却には、多くの環境団体が強く反対していました。「南ユタ
原生自然環境保全同盟」(Southern Utah Wilderness Alliance)のスティーブ
ン・ブロックは、「激安価格だ。ブッシュ政権による石油ガス業界への最後の置
き土産」と語っています。

● 共和党のIT専門家、飛行機事故で死亡
http://www.democracynow.org/2008/12/22/republican_it_specialist_dies_in_
plane
04年米大統領選のオハイオ州での不正疑惑をめぐる訴訟で証言する予定だった共
和党のインターネット戦略主任が飛行機事故で死亡しました。マイケル・コネル
は、カール・ローブの主任IT顧問でブッシュとマケインの選挙運動のウェブサイ
トを作成しました。マイケル・コネルは、2004年のオハイオ州での開票中の行
動、ならびにカール・ローブの電子メール・ファイルへのアクセス、そしてその
電子ファイルがいかにして紛失したかに関して、今年の選挙前に、クリフ・アー
ンベックおよびボブ・フィトラキスの両検事により、宣誓供述書を取られまし
た。

● リンダ・ビルムズ:「10兆ドルの二日酔い:ブッシュ政権の8年間のツケの支
払」
http://www.democracynow.org/2008/12/22/linda_bilmes_the_10_trillion_hang
over
ハーパーズ誌の最新号の記事で、リンダ・ビルムズとジョセフ・スティグリッツ
は、イラクとアフガニスタンの戦争から金融システムの破たん、債務の急上昇、
利子支払と高齢者向け医療保険制度への新たな責務までを合わせて、ブッシュ政
権が残していくツケを支払うのに、総計10兆ドル以上かかると概算しました。

********* 掲示板 ***************************** 
イスラエルのガザ攻撃に対し、さまざまな抗議の呼びかけがまわっています。大
阪のアメリカ領事館前の抗議はおわってしまいましたが、東京では明日、イスラ
エル大使館に向けて抗議行動が予定されています。

● ガザ空爆に抗議する12・30緊急行動の呼びかけ

イスラエルがガザに空爆を行い、27日と28日の2日間で死者は287人、負傷者は
700人に達しました。イスラエルはさらに予備役兵6500人の招集を閣議決定し、
地上戦を行う準備をしていると報道されています。

イスラエルは40年あまりに渡ってガザ占領を続けた挙げ句、ハマース政権の成立
以後は封鎖を強化して人の出入りを禁じ、ガザ住民が衛生な水も電気もない劣悪
な環境下で生きることを強い、その生殺与奪を握ってきました。150万人がひし
めき、どこにも出口がないたった360平方キロの土地で、寒さと飢えに苦しみ、
窮乏してゆく生活に疲れ切った人々の上に、いま爆弾が落とされ続けています。

イスラエルは、ハマースによる100発あまりのロケット弾に対する報復を口実と
しています。しかし、その多くは空き地などに落下し負傷者もほとんど出ないも
のであり、2月の総選挙を前にした政治的パフォーマンスであるのは明らかで
す。米国の政権移行期のタイミングを狙い、周到に準備を尽くした確信犯的攻撃
は、いかなる意味においても認められるものではありません。

しかし米国もイギリスも、ハマース政権の存在を理由に、イスラエルの行動に対
し一定の「理解」を示しています。国連安保理も、米国の抵抗のために公式の非
難声明を出せていません。パレスチナのアッバース大統領でさえ、イスラエルに
抗議をしつつ、今回の事態をハマース政権非難のために利用しています。もはや
「対テロ戦争」の言辞を都合良く利用し、民衆の生命よりも自らの権力維持に心
を砕く政治指導者たちには何の期待も出来ません。

私たちがすぐに事態を変えられるわけではありません。しかし抗議行動を呼びか
け、広め、より多くの人々の関心を喚起し、イスラエルの暴挙を黙って見逃すこ
とはしないのだ、ということを示しましょう。中東各地で抗議行動が起きていま
す。ロンドンなど欧州の都市や、イスラエル国内でも抗議のデモが始まっていま
す。29日現在、大阪ではイスラエル領事館に対する申し入れ行動が行われていま
す。規模は小さくとも、各地で抗議のうねりを作り出すことが必要です。

参加される方は、出来るだけ自分でプラカードなどを用意してきてください。大
使館への申し入れ書は呼びかけ人が用意しますが、他に用意されたものがあれ
ば、一緒に提出する予定です。

日時 12月30日(火) 14時〜
場所 地下鉄麹町 日本テレビ方面改札待ち合わせ(ある程度人数が集まった
ら、イスラエル大使館の方へ移動します)

個人の有志が呼びかけるデモであり、連絡先を不特定多数に公開することはしま
せん。この呼びかけを見た人は、各自の判断で参加を決め、一人一人の責任にお
いて行動してください。



● 札幌から  転送おねがい
パレスチナ連帯・札幌 松元保昭

ガザや西岸、パレスチナのの窮状が、哀愁をたたえたウードの音色とともに
YouTubuで観ることができます。転送して広めていただけますか。

http://uk.youtube.com/watch?v=DSzn7XLLM7c&eurl=&feature=player_embedded
これは、Sonjakarkarの作品です。
http://uk.youtube.com/user/sonjakarkar
画面でも訴えているイスラエル商品のボイコット(スターバックス、マクドナル
ド、コカコーラ、ネッスル、インテル、マイクロソフトなど)は、こちら。
http://www.inminds.co.uk/boycott-mcdonalds.html


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加ください。


Created by staff01. Last modified on 2008-12-30 15:42:57 Copyright: Default

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