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LNJ Logo 「9条世界会議」大成功〜感動と成果の4日間
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*amlメーリングリストより

前田 朗です。
5月6日

千葉幕張における「9条世界会議」は本日午後の記者会見をもってすべての行事
を終了しました。広島では昨日、大阪や仙台では本日開催されています。

私も実行委員会に加わっていますが、一参加者として、9条世界会議の成功を皆
さんにお知らせ、感動を分かち合いたいと思います。9条世界会議の声明など公
式文書はウエッブサイトに掲載されます。

3日夜のレセプションでは海外ゲストを迎えて、実行委員会とゲストのと顔合わ
せ、交流が行われました。

4日の全大会、オープニング、シンポジウム、そしてライブは想像をはるかに上
回るすばらしさでした。実行委員会共同代表の吉岡達也さんの迫力いっぱいの挨
拶に始まり、マイレッド・マグワイアさん、そしてコーラ・ワイスさんの平和へ
の情熱あふれ、機知にとんだオープニング・スピーチは、冒頭から参加者の心を
震わせ、感動的な幕開けとなりました。数々のミュージシャンやパフォーマーを
間に挟みながら、堤未香さん、高遠菜穂子さん、雨宮処凛さん、池田香代子さん
などが次々と登場してスピーチ。本日の記者会見のときに、池田香代子さんが
「若者が彼らのスタイルで作り上げた会議であると同時に、女性たちが中心的役
割を担ったことがとても重要」と指摘していましたが、本当に若者、女性の活躍
が目立ちました。もちろん、あらゆる年代の参加が実現しています。

全大会の参加者は12,000人。会場に入ることができなかった人が3,00
0人という、予想外の多数の参加を得たことも特筆に価します。会場に入れなか
った方々には、心からお礼とお詫びをお伝えしたいと思います。

5日の分科会には、6,500人が参加し、500人の方が入れませんでした。
分科会は、「世界の紛争と非暴力」「アジアの中の9条」「平和を創る女性パワ
ー」「環境と平和をつなぐ」「核時代と9条」「9条の危機と未来」です。いず
れも大入り満員で、会場に入れなかった人もいます。私もごく一部しか入れませ
んでした。パネル討論は「グローバリゼーションと戦争」と「軍隊のない世界へ」
です。後者は私がコーディネーターで、パネリストは、リ・ジェソンさん(韓国の兵役
拒否者)、クリストフ・バルビーさん(スイスの平和運動家、軍隊のない国家研
究者)、カルロス・ヴァルガスさん(コスタリカ大学教授)でした。ほかにも特
別フォーラムや、参加団体主催の自主企画など30ものミーティングが開かれま
した。また、音楽や映像の部屋も常設されました。

日本では9条が守られず、危機にある今日、「世界は9条をえらび始めた。」 
----9条世界会議のコンセプトが正しいことは、31カ国から参加した150人
の海外ゲストたちのあらゆる発言で確認されました。軍隊で平和は作れない。軍
隊は国民を守らない。軍隊は国民を殺す。軍隊は自由も平等も連帯も破壊する。
ベトナムから、アフリカから、ヨーロッパから、世界各地からの参加者が次々と
9条への期待を語り、9条に出会ったときの感動を語りました。「私の国にも9
条がほしい!」。イラクからの参加者と、イラク戦争に従軍したアメリカ人との
出会いは「9条によって実現しました」。

6日午前の最終会議には300人の参加があり、声明などの最終文書をまとめま
した。午後は記者会見でした。

参加者だけが「感動した!」と満悦していても不十分なので、これから9条世界
会議の成果を日本社会に、そして国際社会に返していかなければなりません。9
条世界会議を支援してくださった多くの方々とともに、今回の会議を出発点とし
て、次の一歩に踏み出すことが、最終会議でも語られました。

ヴァルガスさんは「2回目の9条世界会議を開こう、その際、準備会議はコスタ
リカでやろう」、と提案しました。記者会見の際にも、「2回目はあるのか」と
の質問があり、吉岡達也さんは「かならず、あります」と答え、会場は拍手に包
まれました。終わったばかりですから、今回の会議の成果をまとめる作業が一番
ですし、大阪や仙台は本日ですから、2回目を語るのは早すぎるかもしれません
が、充実したすばらしい会議の大成功を目撃し体験した者の一人として、2回目
も必ず参加したいと思っています。

4日間の感動と成果、出会いと笑い、勇気と希望、ファンタステイックな経験を
お伝えするのは困難ですが、以上、さわやかな、心地よい疲労感に包まれながら
の、個人的報告でした。

Created by staff01. Last modified on 2008-05-06 17:24:56 Copyright: Default

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