高金素梅（チワスアリ）立法委員に対する弾圧に抗議し、台湾原住民の闘いに心を寄せる集いと行動のご案内

年明け早々、急なお知らせで恐縮ですが、台湾の立法委員選挙（日本の国会議員選挙に相当）に対する、陳水扁政権の露骨な政治弾圧を許さない集いと行動のご案内です。どうぞ、お知り合いの方にもご紹介下さい。

台湾の立法委員選挙は来る１月１２日（土）に行われます。原住民の権利回復をかけて選挙を闘っている高金素梅さんへ緊急の支援を呼びかけます。

靖国アジア訴訟の台湾原告団長であり２００６年夏「平和の灯を！ヤスクニの闇へ　キャンドル行動」を共にした高金素梅さんはじめ、「還我祖霊」訪日団の闘いは私たちに鮮烈な印象を刻みつけました。「飛魚雲豹音楽工団」の歌声は深く心にしみいり、台湾原住民の歴史と現実に私たちは引き寄せられました。

アジア太平洋戦争のさなか、男性は高砂義勇隊へ動員され留守宅の女性たちは日本軍警による性暴力被害を強要された原住民の受難。殺された後もヤスクニに囚われ踏みつけられている祖霊を我が家郷に取り戻す！という高金素梅さんたちの闘い。靖国神社を参拝し日本による台湾植民地支配５０年
を賛美する李登輝元総統のような親米媚日の執権側にとって、「還我祖霊」の訴えが歴史と社会認識の対決点であろう
ことは想像に難くありません。

　昨年１２月のクリスマス前に、陳水扁総統直々の命で原住民の暮らす多くの村々に大量の官憲が投入されました。原住民の生活改善・権利回復をかけて取り組んできた高金素梅（チワスアリ）立法委員の陳情紹介活動を「選挙目当ての買収行為（賄選）」として取り調べるのが理由です。官憲は好きなように村人を尋問し、かって国民党が繰り広げた白色テロの恐怖を人々に思い起こさせ、高金素梅（チワスアリ）さんと民衆を切り離し沈黙させようとしているのです。

私たちは、原住民に対する陳水扁政権による政治弾圧を見過ごすことは断じてできません。緊急ですが万障お繰り合わせのうえご参加下さるようお待ちしております。

２００８年１月５日

記

高金素梅（チワス・アリ）立法委員に対する陳水扁政権の弾圧に抗議し、台湾原住民の闘いに心を寄せる集い（仮称）
(日時)　２００８年１月９日(水)　午後６時３０分より
(会場)　新富区民館７号室　（中央区新富一丁目13番24号）
案内地図は
http://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/syukaisisetu/syukaisisetu04/index.htm
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(行き方)　地下鉄・日比谷線「八丁堀駅」Ａ３出口から徒歩２分くらい
(会場代)　５００円　


陳水扁政権による政治弾圧に抗議する緊急行動
　☆１月９日の集いで採択した抗議文を持参し台湾代表処へ申入れを行います。
(日時)　２００８年１月１０日(木)　午後１時３０分より（予定）
(場所)　台湾駐日経済文化代表処
　　　　（東京都港区白金台５−２０−２）
　電話　０３−３２８０−７８１１　
(行き方)　都営地下鉄・三田線「白金台駅」１番出口を出て、外苑西通りを越え次の
信号を右に、「老人ホーム白金の里」のとなり
1番出口から徒歩で５分くらい

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参考のため、台湾代表処宛抗議文の見本をお送りします。あくまでも「見本」です。
（宛先は文末にあります）

抗議文見本（�１ーＦＡＸ用）
台湾当局は
高金素梅（チワスアリ）さんたちへの政治弾圧をただちに止めろ！！

抗議文
　報道によると、昨年末の12月24日、台湾立法委の選挙運動の真っ只中、台湾最高検察局
特偵組（特捜部）と宜蘭地検署は高金素梅（チワスアリ）の国会事務所と服務処の二カ所を「賄選容疑」を名目に強制捜索に入った。原住民族の高率な失業問題を解決するために、河川保全の監視員に原住民族を任命するよう求めた高金素梅
たちの行為が「公務員の肩書きを利用した賄選にあたる」という、まったく不可解な“罪状”を基にしたものである。
　これまで長年にわたる差別政策の下で、劣悪な生活環境を強いられた原住民族の生活改善に、原住民族選出立法委員として全力を注ぐのは極めて正当かつ当然の活動であり、おまけにこの件が起こったのは、２００７年の７月のことである。なぜ今の時期を狙って大々的な捜索が行われたのか？！さすがに、台湾新聞各紙もこの強引かつ意図的な「捜索」には一斉に疑問の声を上げている。
　また、当局は大量の捜査員を動員し、各地の部落で「捜索」「事情聴取」を名目にして、高金素梅の支援者を不当に拘束し、脅迫、圧力を加えている。世界の常識からすれば、これは明らかに「賄選捜索」を名目にした高金素梅（チワスアリ）たちとその活動に対する選挙妨害、政治弾圧そのものである。
　かつて、独裁政権からの迫害の犠牲者を“自称”し、それに対する抵抗運動を闘ったと吹聴する陳水扁民進党政権は、今やその仮面さえ拭い捨て、当時の独裁政権と同じファッショ的手法で民衆を弾圧しようとしている。
　近年、日本やアメリカなどで熾烈に闘われた「反靖国闘争」の第一線で、常に先頭に立つ高金素梅（チワスアリ）たちの勇姿に、常々陳水扁や李登輝の如き「好戦右翼」の“ペット”に成り下がった「台湾人」しか知らされてこなかった私たちは大きな感動を受けると共に、この上ない尊敬を抱いた。“台湾独立”を高唱しながら、民族の権益と尊厳を平然と売り渡す恥ずべき輩が政権を握る台湾の現状において、彼女（彼ら）こそが誇り高く、世界から尊敬される「台湾人」の姿である。
　高金素梅（チワスアリ）たちの献身的活動は、原住民族はもとより、台湾各界、更には世界の心ある人々から絶大な支持と賞賛を得ている。それ故に、今回の選挙において高位当選を確実視されている。今回の選挙や次の総統選挙において劣勢が伝えられる陳水扁・民進党が今回起こした高金素梅（チワスアリ）たちに対する露骨な政治迫害に私たちは大きな驚きと怒りを覚えている。

高金素梅（チワスアリ）たちに対する選挙妨害、政治弾圧を即刻中止せよ！！

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抗議文見本（�２ーハガキ用）

台湾当局は高金素梅さんたちへの政治弾圧をただちに止めろ！！

台湾立法委の選挙運動の真っ只中、台湾当局は高金素梅に対し「賄選容疑」名目の強制捜索を行った。原住民族の高率な失業問題を解決するために、河川保全の監視員に原住民族を任命するよう求めた高金素梅たちの行為が「公務員の肩書き
を利用した賄選にあたる」という、まったく不可解な“罪状”を基にしたものである。未だ劣悪な環境にある原住民族の生活改善に、原住民族選出立法委員として全力を注ぐのは極めて正当かつ当然の活動であり、おまけにこの件が起こったのは、昨年七月のことである。なぜ今の時期を狙って大々的な捜索が行われたのか？！
　また、当局は大量の捜査員を動員し、各地の部落で「捜索」「事情聴取」を名目にして、高金素梅の支援者を不当に拘束し、脅迫、圧力を加えている。世界の常識からすれば、これは明らかに「賄選捜索」を名目にした高金素梅たちとその活動に対する選挙妨害、政治弾圧そのものである。
　高金素梅たちの献身的活動は、原住民族はもとより、台湾各界、更には世界の心ある人々から絶大な支持と賞賛を得ている。それ故に、今回の選挙においても高位当選を確実視されている。今回の選挙や次の総統選挙において劣勢が伝えら
れる陳水扁・民進党が今回起こした高金素梅たちに対する露骨な政治迫害に私たちは大きな驚きと怒りを覚えている。
高金素梅たちに対する選挙妨害、政治弾圧を即刻中止せよ！！

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抗議先：台北駐日経済文化代表処
〒108-0071 東京都港区白金台５−２０−２
（広報部）電話 ０３（３２８０）７８４０〜 ８ 、７８２７、７９１６
　　　　　ＦＡＸ ０３（３２８０）７９２６

以上です

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