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反トヨタ世界キャンペーン2007
   第1日・トヨタ名古屋オフィス前での街宣活動

  ↑トヨタ自動車・海外事業部のある(名古屋駅前ミッドランド・スクウエア前)で情宣活動(9月9日)

 9月12日を中心とする、TMPCWA(フィリピントヨタ労組)を支援する「反トヨタ世界キャンペーン2007」愛知行動の初日は、トヨタ自動車の内外の営業部門が集約された、名古屋駅前にある「名古屋オフィス」前での街宣活動から始まった。  営業部門約3000人が入っているとされる通称「ミッドランドスクエア」は、47階建ての中部地区一の高さを誇るビルだが、このビルの23階から40階までが「トヨタ名古屋オフィス」である。  この日、愛知のメンバーとバスで駆けつけた関東からの参加者、更に全国大会を終えた全国一般全国協議会の関東グループが途中下車して参加、総勢70人の態勢が出来上がった。

 A4版二つ折りのチラシには、「“世界一”のトヨタ自動車は、企業の姿勢が問われている!」と書かれ、5000枚用意したこのチラシも約1時間半で大半がなくなった。トヨタに対する関心の高さが伺われた。街宣車によるアピールは、「名古屋連絡会」共同代表の進行のもと、最初に「フィリピントヨタ労組を支援する会」小嶋事務局長が車上から、この間の経緯と、233名の解雇の不当性、親会社トヨタ自動車の責任を追及し、一日も早い解決こそが、トヨタの執るべき最善の道であると訴えた。

  ↑名古屋駅前で情宣活動(9月9日)

 続いてTMPCWAのベル書記長も車上から、フィリピンにおける闘いの現状と、御用組合がでっちあげられても、TMPCWAは依然として職場で多数の支持を得ており、エド委員長以下、勝利するまで闘いを継続すると訴えた。一方、TMPCWAと同じようなケースで、160人の解雇攻撃をかけられているフィリピン日産労組のロデル副委員長も車上から、闘いの継続と日本での支援を訴えた。

 

  ↑交流会で挨拶したTMPCWAのヴェル書記長(9月9日)    ↑フィリピン日産労組のロデル副委員長(9月9日)

 愛知からは全トヨタ労働組合(全トユニオン)の若月委員長が、トヨタでの組合結成の経緯に触れると共に、さきごろフィリピン現地にTMPCWAを訪問した経験のもと、働く者の国際連帯、相互支援の必要性を訴えた。  午後3時過ぎに全員が街宣車前に集合して、ここで「トヨタは組合つぶしをやめろ、団交に応じろ、233名の解雇を撤回しろ、ILO勧告に従え、トヨタの不正義は許さない」などのシュプレヒコールを行って、周辺の歩道デモに移った。 駅前を周回するコースは、JR高島屋の入る名古屋駅・ツインビルや名鉄百貨店などがある名古屋で最も人出の多い場所で、プラカード、のぼりを持ち、組合旗を押し立てて約30分間繰り広げたが反応は上々と見た。  このあと、豊田市に移動して夜の「豊田地区フィリピントヨタ労組連帯交流集会」へ移っていった。

レポート・阪野智夫(フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会) 写真:児玉繁信(カサナグの会) 、長谷川実(神奈川県央ユニオン)

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