生活保護基準切り下げ問題〜もう一つの検討会でもう一押し! | |||||||
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湯浅です。
厚生労働省が生活保護基準を切り下げる方向で「生活扶助基準に関する検討会」の報告書をまとめました。舛添大臣も切下げを明言しています。こうした中、「検討会の内容も手法もおかしい!」「これ以上切り下げられたらたまらない!」「こんな時期に何を言っているんだ!」という声が、各方面から挙がっています。 そうした声が事態を動かし始めており、12月5日には民主党が当事者らの声を聞くヒアリングを開きます。公明党もヒアリングを開催する方向です。厚生労働省の暴走を止められる可能性が出てきています。もう一押し!です。 そのもう一押し!のために、多くの人たちの声を集めて、私たちは以下のように「もう一つの検討会」を開きます。イメージは、この間「検討会」のたびに行われてきた検討会場前での抗議行動です。そこでは、多くの当事者・関係者が自分の言葉で声を挙げ、現状を訴え、意見を述べました。「検討会」は当事者らの声を聞くこともなく、あっさりと終了してしまいましたが、私たちは自分たちの力でもう一度「検討会」を開き、私たちの声を社会と政治に届けたいと思います。 当日、発言してくれる人(ただ3分しかありません)、傍聴する人、取材する人を募集しています。さまざまな事情で会場に行けないという方は、メッセージを送っていただくのでもかまいません(資料として配布し、時間があれば読み上げます)。難しいこと、特別に意味のあることを語る必要はありません。それぞれの言葉で、それぞれの思いを語っていただければと思います。もちろん、生活保護を受給している人も、受給していない人もともに歓迎します。 そして、集会当日の発言を収録したものを、集会当日に採択する予定の決議と一緒に、厚生労働省と国会議員(一部)に届けたいと思います。同様の集会が、大阪でも開かれ、翌12月8日には鹿児島でも開かれるので、それらの人々の声と一緒に。 「あの検討会」には民意がありませんでした。民意は私たちの側にあります。私たちの不満、怒り、つぶやき、ボヤキを広く社会と政治に届け、不当な生活保護基準引下げの動きを止めていきましょう。 ***(以下、開催要項)*** 中村秀一厚生労働省社会・援護局長の勝手連的私的研究会 生活扶助基準に関するもう一つの検討会 〜今の「検討会」には民意がない!〜 標記の会議を下記のとおり開催いたします。 発言・傍聴を希望される方は、下記の日時にお集まりください。 1、日時 2007年12月7日(金)18:00〜 2、場所 日本弁護士会館5F 502ABCDE会議室(定員120名) 東京都千代田区霞が関1-1-3 (丸の内線、日比谷線、千代田線霞ヶ関駅下車。厚生労働省となり) 3、議題 (1)これ以上削られたら本当に生きていけるのかについて (2)生活保護基準以下の生活をしている低所得者の暮らしを引き上げる必要はないのかについて (3)基準切下げの前に違法な「水際作戦」を根絶する必要があるのではないかについて (4)その他いろいろ 4、委員 座長:布川日佐史(静岡大学、生活保護制度の在り方に関する専門委員会委員) 委員兼参考人:【公募】 当日、ご発言くださる方を募集します。生活保護受給者、そうでない方、障害者・シングルマザー・ホームレス・ワーキングプア当事者、当事者団体、関係団体、国会議員、学者の方、どうぞご応募ください。発言はお一人3分(希望人数により増減することがあります) 申込方法:お名前(あれば所属)・連絡先を明記の上、下記にお申込ください (1) FAX:06-6363-3320(あかり法律事務所・小久保宛)、 (2) メール:myuasa@k2.dion.ne.jp(湯浅) (3) 電話:080-3022-4422(湯浅) *配布資料がある場合には、6日15時までにファックスまたはメールでお送りください。 傍聴人:もちろん傍聴のみも歓迎!「もう一つの検討会」は、可能な限り多くの人たち の傍聴を保障します。取材も歓迎! 事務局:生活保護問題対策全国会議(湯浅誠、木谷公士郎) 呼びかけ:生活保護問題対策全国会議(代表:弁護士尾藤廣喜) お問合せ先:湯浅(080-3022-4422、myuasa@k2.dion.ne.jp) Created by staff01. Last modified on 2007-12-04 10:15:10 Copyright: Default |