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原発火災と放射能を含む水の流出
”地震に弱い原発”がハッキリした
東京電力・政府は情報を公開せよ
                             たんぽぽ舎

 16日(月)午前10時13分頃、新潟県中越沖を震源とする地震があり、大
きな被害を出した。その中で、東京電力の柏崎・刈羽原発(全部で7基)の原発
火災と放射能を含む水の流出、原発敷地内の地割れなど、重大事態がおきている。
かねてから私たちが心配し、指摘したことでもある

。今わかる範囲内での情報をもとに私たちの見解を述べます。

(1)原発火災に対応できないのは大問題

 原発から黒煙が上り、火も見えた。この映像は全世界へ配信され、8年前の東
海村臨界ヒバク事故のお粗末さと並んで、日本の原発の信用を世界的に失墜させ
たと思われる。原発火災がおきて、自力で消火できないのは大問題である。12
年前の阪神淡路大震災のように町中が大火事になり、消防はそれらに手一杯で全
く消防力が不足した。今回は市内は火事がなく、原発のみが火災になり、消防車
が来て消したが、これがなかったら一体原発火災はどうなったか?
IAEA(国際原子力機関)OSART(運転安全調査団)の評価結果について
の評価結果の文を参考までに引用します。


出典:http://www.tepco.co.jp/nu/kk-np/press_kk/2006/pdf/18051901.pdf

引用開始

IAEA(国際原子力機関)OSART(運転安全調査団)の評価結果について
                        平成17年6月9日
                        東京電力株式会社
                        柏崎刈羽原子力発電所

 当初は、平成16年11月1日から17日まで、IAEA(国際原子力機関)
からOSART(運転安全調査団)の派遣を受け、国際的な視野で当初の運転管
理状況および運営上の安全性等に関する評価を受けておりましたが、このたび、
IAEAから、経済産業省原子力安全・保安院を通じて、OSART評価に関す
る報告書を受領し、公表の手続きが整いましたので、お知らせいたします。

 火災防護(FP)組織:
−発電所には火災防護を専門に担当するグループはなく、火災防護の責任は複数
の部門にまたがっている。
−火災防護に関する戦略的な問題を扱う委員会は、ここ2年間開かれていない。
―発電所は、約50人から構成される自衛団を設けたが、このなかには適切な訓練
を受けていない者や、発電所の定期的な巡回を行っていない者もいる。自衛団を
所掌する管理者は、消防署と共同で行った前回の消防訓練で指摘された是正措置
の実施状況を把握していなかった。
―発電所には、消防署に援助を得る際の消火計画が定められていない(到着に関
する時間制限、消防車の台数、消防署員の人数)。


引用終了

(2)放射能を含む水が流出した事実は大きい
 原発事故の時、いつも報道の始めの時期に「外部への放射能洩れはありません」
が広報される。大変不愉快である。今回も1日目はそうであったが、2日目(=
17日)の朝、放射能を含む水が流出した−海へも−と報道している。情報を小
出しに出して、実質は「情報統制」していると疑う。7つある原発すべてで、プ
ールの水(放射能を含む)がもれだした事実は大きい。

(3)電力会社が隠した活断層が動いた。隠れた活断層ではない。
 報道では「隠れた活断層」(見つからなかった活断層)が動いたとされている
が、これは事実とちがう。電力会社は、原発建設時に活断層の長さを小さくみつ
もり(地震を小さくみつもり)、また、長い断層を小さくコマ切れに扱うなど、
「活断層隠し」や「活断層殺し」をおこなって、住民を騙して原発を強権的に建
設してきた。1号炉の下には断層がある。原発・地震にとって地盤が極めて大事
だ。(この点は次号のメールでさらに詳しく述べたい)。

(4)なお、たんぽぽ舎では、地震がよくわかる会と共同で緊急の”新潟地震と
原発−何がおきたか、発表されたこと、されていないこと−の集会”を準備中で
す。次の電子メールでお知らせします。またはたんぽぽ舎へ電話・FAXでお問
い合わせ下さい。

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