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LNJ Logo シンポジウム報告〜米軍基地と人権―基地再編がもたらすもの
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■シンポジウム「米軍基地と人権―基地再編がもたらすもの」

「米軍再編が進む中、米軍基地を抱える地元弁護士会の参加・ 協力も得て、被害の実態を明らかにし、救済をいかに実現する か、更に日米地位協定の改定をいかに実現していくかを、弁護 士だけでなく広く一般市民にも呼びかけ討議を深めていきたい と思います。」との趣旨のメール案内がきたので、参加・取材 した。以下はその報告である。                              by 大地 実

 07年2月9日、霞ヶ関の弁護士会館2階の講堂・クレオで 午後6時から開催された。参加者は180名でほぼ満員となっ た。
 このシンポのジウムの特筆は、主催の東京弁護士会のほか、 共催として第一東京弁護士会,第二東京弁護士会,沖縄弁護士会, 広島弁護士会,山口弁護士会,横浜弁護士会が加わり、7つの弁 護士会がスクラムを組んで開催したことで、今後の活動の広が りが期待できることであろう。このシンポの対象は弁護士及び 一般市民で、参加費は無料である。
レジメ・資料は約60ページ分あり充実していた。

戦後ずっと続く米軍基地と米軍駐留がもたらしたものを考えて みると、1.みんなのお金である税金の莫大な浪費、2.環境 破壊、3.人命殺傷事故を起こしたばかりではなく、例えば【 資料】「昭和47年から平成17年までの(2)米軍構成員等 による犯罪検挙状況」にあるとおり、凶悪犯543件、粗暴反 996件、窃盗犯2748件、知能犯187件、風俗犯63件 、その他857件、計5394件という結果(被害者が泣き寝 入りしたであろう件数は計上されていない)である。この結果 からも明らかなように、ひどい人権侵害を住民には与え、反面 、「安全のため」「国のため」etc.と嘘をついて「死の商人 やそれにつるむ悪党たち」には莫大な利益を与え続けたという ことであろう。 

 

今後の課題についての中で、「『アメリカ軍にいて欲しいとい う声がある』それに対して基地反対派はどうするかを考えなけ ればならない」との指摘に私も同感であるので印象に残った。 そういう声は、ネオコンや戦争中毒者や体制翼賛マスコミなど により、大量に流されるインチキ臭ふんぷんの安全保障論をき ちんと検証することなく、付和雷同して踊らされた結果である 、と私は思う。

東京弁護士会 会長の吉岡圭輔氏の開会のあいさつの後、この シンポジウムは以下のように進行し、議論が活発なため時間は 予定より30分ほど延長され、約3時間のシンポジウムとなっ た。

1.基調講演  米軍再編と国内政治  我部政明氏(琉球大 教授)
2.パネルディスカッション
   東門美津子氏 (沖縄市長)
   我部政明氏(琉球大教授)
   新垣 勉氏(沖縄弁護士会)
   呉東正彦氏(横浜弁護士会)
   コーディネーター  滝沢香氏(東京弁護士会)
3.リレー発言
米軍基地を抱える各自治体の市民や弁護士がその生々しい被害 の実態を報告。


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