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国鉄分割・民営化20年検証〜東京西部集会 
  報告 by 大地 実

 2007年2月1日の夜、東京・渋谷勤労福祉会館で「国鉄分 割・民営化20年検証〜東京西部集会」が「憲法・教育基本法改 悪に反対し国鉄闘争勝利をめざす西部連絡会」の主催で開催さ れた。

 基調講演は、切り口鋭い立山学(ジャーナリスト)さんが「 国鉄改革20年の検証」のテーマでおこなった。

 そもそも「国鉄民営化とは何だったのか? 20年を検証し 展望をつかむ」について、1.国鉄民営分割政策の「表と裏」 の両面の点検を(公約点検)、2.民営化の実像「国家的払い 込みサギ」の手口を暴く(利権肥大化)、3.国鉄民営化が国 民にもたらしたもの/「民営化災害」を直視せよ(事故問題) 、4.国鉄民営分割批判=国賊路線との対決(労使関係)、5 .民営化路線の行き詰まりとこれからの課題として、経過と実 態と展望を語った。

 現場からの報告と「1047名連絡会」決意表明と続き、最 後に閉会の挨拶/団結がんばろうの唱和でこの集会は終わった 。
 旗開きを兼ねた二次会が会場を移して行なわれたが、私は参 加しなかったので他の参加者の報告があればいいと思う。    安倍晋三内閣になってますますファシズム・ネオコン化が著 しい政府・与党、大資本の攻勢をどう打ち破るか、この国の民 主主義の進展がそこに問われている。既存の労働運動はほとん どが企業内組合中心であり、圧倒的多数派である市民・労働者 層にきちんとした基盤を築くことができなかった。それがずっ と続いた労働側の退潮の主因の一つであると私は思う。広くた おやかに、しなやかにしたたかに連帯・団結すれば、圧倒的多 数派は市民・労働者である。そのことに確信を持つことだ。そ うすれば、相手側は圧倒的多数派を分断支配している一握りの 少数派でしかないことがわかるはずだ。
     参加者は130名で盛況だったが、相変わらず女性や若者の姿 が少なかった。
 主催者は、集会の内容をビデオで放映する方法などを今後考 えたらいいだろうと思う。


Created by staff01. Last modified on 2007-02-03 10:15:56 Copyright: Default

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