自由な空間が都庁前に出現〜One Day アクション | |||||||
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10/5 One day アクションの報告です。 ここからーーーーーーーーーーーーー まるでフェスタのような自由で楽しい空間が都庁前に出現した。10月5日「処分より対話を!都教委に「君が代」解雇をさせないOne dayアクション」が朝の8時から夕方5時まで開かれた。「君が代」不起立で来年、再来年には都教委からの解雇処分も予想される根津公子さん、河原井純子さんを応援しようと400人が集まった。幼い子どもたちも、80歳を超える高齢の人もいた。名古屋、大阪、三重、兵庫、宮城など遠隔地からの参加者も多数あり、アメリカ・フランスからも連帯のメッセージが寄せられて運動の広がりを実感させた。都教委への要請、歌、トークが一日繰り広げられた。 停職「出勤」を続けてきた根津さんは「都教委の処分で逆に多くの人がこの問題に気づき声を上げてくれた。不起立は勇気があるからやっているのではない。おかしいことに加担したくない一心からやっている。闘っていなければ得られない出会いがあった。それはお金があるより幸せなこと。そういう姿を見せること で、子どもたちにもそれが幸せだと思ってほしい。」と語った。河原井純子さんは「子どもたちにイエス、ノーをはっきり言おうといってきた。ここで起立したら自分の教員生活33年間のすべてを失うと思った。」と語った。 集会には根津さんの教え子たいちも駆けつけた。現在大学生のTさんは「解雇なんて目に、なんで根津さんが合わなければいけないのか。根津さんはいつも子どもたちのことを考えている。」と発言、Mさんは「都教委のやり方は気に食わない。顔にグーパンチを入れたいほどだ。根津さんから話し合うことを学んだ。首切りはやめてほしい」と訴えた。また、根津さんが停職「出勤」の中で出会った地域の人たちの熱いメッセージも印象的だった。 支援のいくつもの音楽グループの歌が終日都庁前を流れていた。心に響く歌声に立ち止まって聞き入る通行人も。強制されない自由な歌や言葉はすばらしい。都庁入り口で私たちを見張っていたガードマン、都庁内で働く人たち、そして都教委にもそれは届いたはずだ。One day アクションはこの秋、冬にかけて第二弾、第三弾が予定されている。 集会は最後に河原井さんの「船出」という詩による集会決議文でしめくくられた。
船出今日もあらたに一艘船出する 大海原に静かに静かに 我が子教え子を 再び戦場に送るな という帆を高く掲げて 今日もあらたに一艘 船出する 確かな命の鼓動を刻みながら どんな大波に 渦まかれようと どんな強風に 吹きさかれようと 改憲の航路を 戦争への航路を 拒否する ひとりひとりの かけがえのない命が 大切にされる港を めざして 静かに静かに 今日もあらたに一艘 船出する 船 船 船 船の群れ 果てしなく果てしなく 大海原につながっていく 今日の船出に 乾杯 今日の船出に 乾杯 2007・10・5 one dai action ここまでーーーーーーーーーーーーーーーーーーー Created by staff01. Last modified on 2007-10-06 13:36:01 Copyright: Default |