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練馬駐屯地でイラク派兵準備訓練?射撃演習またもや中止に追い込む! 

                      練馬平和委員会          

イラク派兵訓練もいよいよなのか。

毎日新聞によれば東富士演習場で東部方面隊がイラク派遣の準備訓練が始まったと報じた。

練馬駐屯地で射撃訓練があるという、自衛隊駐屯地周辺に自衛隊広報は「訓練のお知らせ」を配布した10月10日、午後1時より5時間、11日、午前8時より2時間半の計7時間半だと。なんと駐屯地からお知らせを1・6キロ先まで配布した、東武練馬駅からお隣の下赤塚間駅に匹敵する。空砲といっても何の空砲とも書いてない。大砲かも知れない。

自衛隊駐屯地周辺住宅千数百世帯には練馬平和委員会の「みんなでヘリコプターや機関銃などの騒音を監視しよう」と呼びかけたビラやイラク撤退の署名が配布されている。

またもや駐屯地は射撃演習を断念した。大勢の民衆の目や耳で監視する中、住宅密集地での軍事演習は練馬では似合わないようだ。周辺の住民によれば「射撃音無かったね、こんだけ住民の関心が高まればね、駐屯地に毎回抗議してるしね」とあかるい返事がかえってくる。

後日、練馬駐屯地に問い合わせると。二日間とも空砲を使用した訓練はなかったと返答があった。

ここはイラクか!練馬駐屯地を粘り強く監視!

10月10日雨の中、練馬駐屯地を数時間監視続けた。いつもと訓練の様子が違う。

駐屯地では、宿営地の警備を想定したライフル射撃訓練などを実施しようとしてるのだろうか。

イラクを想定した市街地戦闘訓練なのだろう。数箇所の陣地には緑色(与国を表す=同盟国、多国籍軍なのか)の部隊符号が着いている、補給部隊や弾薬など補給品や兵站施設、不明の中隊規模の連隊を表す部隊符号もある。駐屯地グランドにはイラクの宿営地を模したかのような鉄条網のゲートなどが張り巡らされ、隊員は雨の中、機関銃に防護マスクを装備した戦闘服姿だ、第一後方支援連隊(衛生隊・武器隊・補給隊・輸送隊等約560名)の隊員だろうか。大型トラック10数台、テントや陣地が数箇所、その中には火に丸印をつけた弾薬輸送専用大型トラックの周りも全て鉄条網で囲まれている、すべての車輌は部隊ナンバーが消されている、そしてナンバーがローマ数字になっている。高機動車の荷台に馬鹿でかいドラム缶を二つに割ったような陣地を付けその中から機関銃を持って駐屯地内を偵察訓練する。

イラクサマーワはウオータイム(戦時)統合幕僚長の発言にびっくり仰天。安全な地域ではなかったのですか?

練馬駐屯地からイラクへ100名派兵か!

イラク派遣の準備命令は8月初旬に森陸幕僚長から東部方面総監に出されたという、静岡の板妻駐屯地や千葉習志野の第一空挺団からそれぞれ200名という声も軍事研究家から入ってくる。

朝霞駐屯地では第一空挺団に軽装甲機動車や装輪装甲車が常駐している、8月より市街地戦闘訓練用の訓練セットが未だ片付けないでそのままだ、連日訓練が続いているようだ。駐屯地周辺の朝霞市や新座市には10月4日、18日と空砲を伴う射撃演習実施の文書が朝霞駐屯地からFAxで電送された。

10月11日、練馬駐屯地周辺商店にまた空砲射撃の知らせが来た「いい加減にやめて欲しいね」と店長さんがぼやく。

10月25日から三日間練馬駐屯地内で再度射撃演習が強行されようとしている、市民の皆さんまた監視抗議していきましょう!

10月実施した毎日新聞の世論調査によれば77%が自衛隊のイラク撤退を望んでいる、さらに、来年5月に英豪軍が撤退した場合には派遣継続は困難とする意見が与党内からも出ているという。

10月12日、朝6時のNHKニュースでイラク派遣世論調査72%撤退と放映された。


練馬区では自衛隊をイラクから直ちに撤退する署名が女性団体を中心に始まった。10月8日、午後より陸上自衛隊練馬駐屯地周辺の住宅を訪問した。東武練馬駅より数分の住宅密集地にある、訓練になると駅の近くまで銃声や大砲の音が響く。半数以上の人が快く署名にサインしてくれる。「撤退決まったんでしょう?」「隣が自衛隊でしょう心配だわ」「銃を持って人道支援ってなんなの、もう役に立ってないのでしょう」という意見や戦争体験したご婦人の声は「昨日配布されたこの署名を見てぞーとして寝付かれなかった・・戦争なんてなまやさしいものではない、敗戦後アメリカ兵が土足で教室に入ってきたことを思いだした・・・」イラクでアメリカ軍の行っていることがダブって見えたのだろうか、大変印象的だった。自衛隊周辺住民はイラク撤退問題に関心が高い、数店の商店でも快く署名用紙を置かせていただいている。

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