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ワシントンDC反戦マーチ(2005年9月24日)レポート

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DCの反戦マーチに参加してきました。今回私は所属するユニオンであるPSC(教職員組合)のチャーターバスでDCに行きました。PSCは珍しく大学院非常勤講師を通常の組合員として認めているので(ニューヨークの他の有名私大では非常勤は教職員組合のメンバーではなく独自に組織化)、多くの大学院生メンバーがいることとバス代の学生ディスカウントの効果で、参加者の構成は多様でした。PSCのオフィスの近くにSEIUローカル1199のオフィスもあり、PSCと1199のバスはほぼ同時に(早朝)ニューヨークを出ました。今回のメーデーで全労連などと交流した1199は日本ののぼりをいくつかもって来ていました。労働組合からの参加は、SEIU(サービス・医療・福祉)、UNITE HERE(衣服・ホテルレストラン)、AFT(教職員)、AFSCM(公務員)、CWU(コミュニケーション)、UE(電機等)などが中心で、ほとんどがニューヨークからの参加でした。ホワイトハウスの目の前にあるAFL-CIOの本部ビルに行き、DCのレイバーコーラスの人たちと一・二曲歌ってからデモに向かいました。

今回はUFPJやANSWERなど主要な連合体がようやく協力して集会・マーチをするということで相当な規模になると思っていましたが、実際参加してみてとてつもない規模だと実感しました。マーチには25万人くらいの参加があったと言われていますが、私の実感では2004年8月29日にニューヨークで行われた反共和党デモ(50万人)に匹敵するものと感じられました。もうこの規模になると全体像を把握することはほとんど不可能です。少なくともイラク侵略後に首都で行われたデモとしては最大級のものです。ニューヨーク反共和党デモには明らかに民主党と認識できる隊列がありましたが、今回は私の観察できた範囲では社会運動主体で、参加者の半数くらいは10代・20代の若年層で、特に女性が多かったと思います。反戦グループを作っている大学生の参加が目立ちました。イラク戦争・占領政策への大学生のプロテストには、大学をつうじた軍隊のリクルート活動や共和党知事による補助金削減による公立大学授業料の値上げなど身近な問題も意識されている気がしました。

今回は反戦アーティストによるミュージカルやフリーコンサートを楽しみにしていたのですが、マーチが全然進まなかったのとバスの時間の関係で参加できませんでした。とはいえマーチとは別にこうしたフェスティバル企画がしっかりと組まれていたのはとても良かったと思います。一連の取り組みは月曜の議会交渉まで続きます。

JNK

c u n y g r a d @ y a h o o . c o m


Created by JNK and Staff. Last modified on 2005-09-26 04:58:44 Copyright: Default

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