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全労協「香田さんの死を悼み自衛隊の即時撤退を求める声明」 | ||||||
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2004年11月1日 声明「香田証生さんの死を悼み、 昨日、イラクで人質となっていた香田証生さんがバグダッドで遺体となって発見された。「自衛隊のイラクからの撤退」を求めるイラク武装勢力によって拉致されていたものである。イラク戦争によってなくなった5人目の日本人となった。全労協は香田証生さんの「死」を心から悼み、哀悼の意を捧げるものである。 今回の香田さんの「拉致」、「死」は自衛隊のイラク派兵が生み出したものであり、小泉首相の責任は果てしなく重い。小泉首相が直ちに反応したのは「自衛隊は撤退させない」というものであった。自国民を保護しなければならない立場にある小泉首相は香田さん解放の努力を放棄し、またしてもアメリカ追随によって国民を犠牲にしたのである。 そもそもイラク戦争は、アメリカ・イギリスによって一方的に起こされた侵略戦争である。2003年3月20日、「大量破壊兵器の存在」「アルカイダの後ろ盾はフセイン政権である。」とするアメリカ・イギリス軍による武力攻撃開始の口実とされたものはことごとくブッシュ政権によって捏造されたものであることは、すでにアメリカ国民にも明白なものとなっている。今アメリカを中心とした先進国によるイラク復興に名を借りた石油権益、復興権益の取り合いは、一層、イラクの人々の怒りを駆り立てている。10万人を超えてイラクの人々の犠牲者は未だ増え続けている。その怒りはアメリカ軍と行動をともにする自衛隊への怒りも増幅している。 大儀なきイラク侵略戦争・ブッシュ大統領に追随して、日本国憲法を無視して自衛隊を派遣したのは小泉首相である。イラクへの自衛隊派兵、多国籍軍への参加は日本国憲法を無視した暴挙であり、平和憲法改悪の既成事実化に他ならない。 小泉首相は、イラク復興のための人道的派遣という。その自衛隊の宿営地はロケット弾によって攻撃されている。香田さんの遺体は星条旗にくるまれていたという。香田さんは小泉首相率いる日本自衛隊に対するイラクの人々の憎悪の犠牲になったのである。私たち全労協は改めて一日も早い自衛隊の撤退を要求する。さらなる犠牲者を出してはならない。また自衛隊隊員から犠牲者がでることを憂慮する。自衛隊によってイラクの人々が犠牲になることをもっとも恐れる。 全労協はすべての仲間に、「イラク戦争反対!、イラクからの自衛隊即時撤退!」の闘いを強めること、「平和憲法を守る」ために一層奮闘することを呼びかける。以 上 Created byStaff. Created on 2004-11-05 12:48:51 / Last modified on 2005-09-05 03:00:04 Copyright: Default | ||||||