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派兵反対! アクション111に参加して | ||||||
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イラク派兵反対! アクション111の雑感 松原明(ビデオプレス) 私が驚いたのは、たくさん(1700人)集まっていたこと、それに年配者(50代以上)が多かったことだ。 呼びかけ人には、有名人がずらっと並んでいたが、発起人が佐高信・山口二郎・上原ひろ子という以外何もわからない。「アクション111」という団体(?)はHPを見ても誰がやっているのかもわからないし、連絡先も大阪みたいだった。よくわからないところだが、大事な時期だし、行ってみようかという感じだった。参加者も少ないと思っていた。ところが会場に入るや1階席は満杯で、2階もどんどん埋まっていった。集会の内容も多彩でおもしろい。会場の顔を眺めると、圧倒的に年配者だった。 主催者は「3週間たらずの準備しかなく200〜300人集まればと思っていたのでビックリ」と話していた。ではどうしてそんなに集まったのだろうか? 私は個人で参加しているような年配の人、3人に声をかけてみた。その人達全員の答えが「TBSの永六輔のラジオ聞いて知った」ということだった。ラジオは「短い紹介だったが老人はぜひ参加しよう」というような内容だったという。永六輔が「老人パワー」を組織したのだ。それに朝日に予告記事が載ったという。 ただ、会場で主催者が「今回デモが初めての方は手をあげて」という問いかけに、手を挙げた人は数十人はいたと思ったが、多くはなかった。私が話を聞いた人も「昔安保反対をした」という人などで、つまり、昔頑張った人が「このままでは大変なことになる」と、動き始めたということだった。実際、この日、私は15年ぶりに年賀状だけのやりとりの友人に出会った。その人は昔反戦市民運動をしていた人だが、その後は何もやっていなかった。そしてこの日初めてデモに参加した。 昨年の3月8日のイラク反戦デモでは若者が登場し、今回はシルバー世代が登場したというのが実感だ。しかし、昨年の反戦運動がしぼんでいったように、魅力かある「受け皿」がないとすぐ消えてしまうような気もする。あまりにも「政治的で狭い」日本の反戦運動のあり方を変えていくことが、必要だろう。 友人のカメラマンはこうも言っていた。「きょう成功したのはゆったり座れる公会堂だったから。日比谷野音だと寒いから年配者は来ない。年配者に配慮した企画をすることでもっと組織できるのではないか。物を言いたい人はいっぱいいる」。 ところで、今回の成功の影には永六輔さんのラジオがあったわけだが、マスコミを動かすことの大切さを改めて知らされた。この日はテレビ局もたくさん来ていた。マスコミの中にも、現状を変えたいという人が少なからずいるわけだから、その人達とのリンクをしっかり作っていく必要があるだろう。 *レイバーネット日本・メーリングリストより Created byStaff. Created on 2004-01-12 12:14:10 / Last modified on 2005-09-05 02:59:32 Copyright: Default |