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2025/12/07 第85回憲法を考える映画の会『レーン・宮沢事件─もうひとつの12月8日』(東京・文京区民センター)

投稿者: 花崎哲

第85回憲法を考える映画の会『レーン・宮沢事件─もうひとつの12月8日』

■日時:2025年12月7日(日)13:30〜16:30
■会場:文京区民センター 3A会議室(地下鉄春日駅・後楽園駅)
■プログラム
13:30〜13:40 この映画について
13:40〜14:40 『レーン・宮沢事件』(52分)
14:40〜15:00 休憩
15:00〜16:30 トークシェア
■参加費:一般 1000円  若者:無料 
    予約、前売りなどは行っておりません。

市民に向けた戦争の準備、スパイ防止法=軍機保護法、治安維持法

[レーン・宮沢事件]とは
 
太平洋戦争開戦日の1941年(昭和16年)12月8日、北海道大学工学部2年の宮沢弘幸さんと、北海道大学予科の米国人英語教師ハロルド・レーンさん、妻のポーリンさんらが「軍機保護法」違反などの疑いで逮捕され、それぞれ懲役12年から15年の刑を受けた事件。
旅行中に見かけた根室の海軍飛行場について、宮沢さんがレーン夫妻に直接話したことが、「軍事機密の漏洩」とされた。
当時リンドバーグ大佐の飛来などで、海軍飛行場の存在は周知の事実であった。宮沢さんは1945年10月に釈放されたが、獄中で結核を患い、1年4ヶ月後に死亡した。
秘密保護法とそっくりな戦前の悪法・軍機保護法施行かで起こっ「レーン・宮沢事件」を追った映画。
1993年制作/52分 /演出:秋元健一/ビデオプレス作品
(映画『レーン・宮沢事件 もうひとつの12月8日』DVDジャケットの「解説」より)

【この映画を見て考えたいこと】
 
「スパイ防止法」制定の話が、7月の参議院議員選挙以降、にわかに持ち上がり、与野党の多くが、この法律の成立に同調しようとしています。
この法律は、特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法、重要土地規制法、経済安保法などと共に、戦争を行うための法律です。
戦前の「軍機保護法」と同じ目的、内容(危険)をもっています。
また市民の活動を分断、萎縮させ、人権を窒息させ、民主主義を壊し、戦争への道を開くものになります。

そこで、この「スパイ防止法」が、戦争の準備のためのものであり、いかに言論、表現の自由を弾圧する危険な法律であるかを考えていくために、「軍機保護法」によって命を落とした青年を描いたドキュメンタリー映画『レーン・宮沢事件』を見ていきたいと思います。

着々と進められている戦争の準備、それらはいったい何が動かしているのか、その危険について考えていきたいと思います。

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