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2025/08/24 「戦後80年 今、改めて永山事件を問う」ゲスト 金平茂紀、DVD視聴(東京・赤羽)

投稿者: 市原みちえ

2025年8月24日(日)17時から
「戦後80年 今、改めて永山事件を問う」ゲスト金平茂紀、DVD視聴 東京都北区赤羽 
青猫書房

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死刑と司法を考える〜プリズンアカデミーカフェin青猫書房
8月24日(日)17時〜20時 (受付16時30分)
「戦後80年 今、改めて永山事件を問う」
お話 金平茂紀さん
DVD視聴 金平さん担当 報道番組から
会場 青猫書房(東京都北区赤羽2-28-8)
参加費 1000円(25歳迄/生活困窮割半額)
予約・主催 いのちのギャラリー 090-9333-8807
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金平茂紀(かねひらしげのり)さん
ジャーナリスト。現在、日本ペンクラブ言論表現委員会委員長。元TBS報道特集キャスタ
ー。1997年8月永山則夫の死刑執行を筑紫哲也のnews23でスクープ報道、特集「死刑囚そ
して作家 永山則夫とは?」など。

☆生前の永山則夫を知るジャーナリスト金平茂紀さんからのmessage
・・永山事件の頃は「貧困が無知を呼ぶ」といことが、通じる時代だった。
今は、逆に「貧困が差別を生んでいる」。いま、改めて検証が必要だ。・・

1997年、あの時、夜の報道番組news23で、永山則夫の死刑執行をスクープしたのは当時の
金平茂紀記者でした。 
今年の8月で28年目になります。
当時を振り返って一緒に番組のDVD視聴。7月の参議院選挙後の状況も検証しながらお話し
てくださる予定です。
猛暑の日々ですので夕方からの開催です。どうぞ、お出かけください。

「第2の永山則夫を出さないでくれ
俺は非人に落ちたが あなた方はまだ人間だ」
 (永山則夫『無知の涙』より)
「少数抹殺はファシズムを呼ぶ」 (永山則夫)

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死刑囚そして作家 永山則夫とは?

80年前の日本の敗戦後3年目の1949年6月に北海道網走市呼人番外地で生まれた永山則夫。
青森から移住したリンゴ剪定技師の父親は終戦直前に召集され、終戦後すぐ戻ってきた復
員兵の大家族一家の8人兄弟の4男でした。父は、戦争から帰ってきて、人が変わって、酒
浸り、博打にのめり込み、妻、長女に暴力をふるい(今でいえば戦争トラウマ、PTSDと言
えそう)借金を作って蒸発。長女は精神を病み入院。母は耐えかねて則夫達4人を置いて
自分の実家の青森へ。則夫5歳の時の微かな「捨て子ごっこ」の記憶と引き取られた母の
いる青森でも繰り返された家族からの暴力と蔑視は永山一家への社会のまなざしそのもの
でした。小学校時代から学校は欠席。網走の姉に会いたくて家出をするようにもなった。
中学を形式卒業して、逃げるように集団就職で東京へ。転職を繰り返し、19歳の時、肉体
労働と路上生活の疲れと飢えと孤独から自殺願望になっていた。射殺してもらえると侵入
した米軍横須賀基地で女性用小型護身用ピストルを手に入れ、4人連続射殺事件を起こし
た永山則夫。獄中の独学で読書。罪と向き合い、生きて償うと獄
年8月に、ほかの3人と同日、死刑執行された。
処刑後 拘置所から引き渡された601点の「遺留品」のほかに多くの自筆原稿、日記、書
簡、資料を残し、今も未刊行原稿などが発見、保存されている。



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