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2024/06/22 狭山差別裁判糾弾!石川一雄再審無罪 実現!さらば、ビンちゃん!「X の会」(豊中市)

私たちの「ツレ」であり、同志であり、盟友であり、共に様々なことを取り組んできた「ビンちゃ
んこと石原敏」が、3 月 17 日にこの世をオサラバしました。今年の 1 月 15 日に済生会中津病
院に検査入院し、膵臓癌との診断を受け、その後、2 月 15 日に豊中市内の平成記念病院に
転院し、闘病を続けました。

入院生活 63 日、短くもなく、長くもなし。ちょうどいい期間とも言えますが、癌との闘いは尋常
ではありませんでした。済生会の 1 か月間は、意識もはっきりせず、会話もできず、とても厳し
い状況でした。いわゆる「悪液質」に侵された身体は、自由を奪われ、通常の身体機能も停
止したかのようで、胸詰まる思いを禁じえませんでした。

そうした中で転院を迎え、どうなることかと案じましたが、案に相違して、それまでとは打って
変わったかのように、時には会話もし、感情を表すなど、びっくりするくらいの変化を見せました。
これは、ひょっとすると・・・などと夢想さえしました。しかしながら、病魔は確実に身体の奥深く
侵入し、徐々に最後の力をも奪っていきました。3 月中頃からは、呼吸が弱くなり、酸素マスク
をつけざるを得なくなりました。

そして、3 月 17 日 15 時前、静かに解き放たれたかのように逝き、63 日間の闘病生活は幕
を下ろしました。それから 2 カ月余りが過ぎましたが、今も、闘病中のビンちゃんの姿がチラつ
き、そのたびに、何とも言えない気持ちになります。

「お疲れさん!」「あとは任しとき!」と言わなあかんと思いますが、「なんで勝手に、先に逝
くんや!」「なんで置いてけぼりにするんや!」と、恨み文句が出てきます。まだまだ、やらなあ
かんこともあるし、「宿題」もあるのに、どうするんや!と。しかし、もうビンちゃんに声は届かない
し、戻っても来ません。こんなに悔しいことはありません。そんな思いを抱えて過ごしてきました。

「オレが逝ったら、誰にも知らせんと送るように!」との言葉を忠実に実行した家族の心と生
活の空白はとても大きいと思います。そして、ビンちゃんにつながりを持つ数多の人たちの心
からの哀惜の念も聞こえてきます。それら、これらを含め、下記のとおり、ビンちゃんを語り、ビ
ンちゃんを「X」する場を持ち、交感・交流し、同時に、ビンちゃんのライフワークでもある、狭
山再審・石川一雄無罪への意思を共有したいと思います。どうぞ、ご参集ください。メッセージ
も歓迎します。※「X」には、それぞれが、それぞれの思いを込めてください。


1.日 時 2024 年 6 月 22 日(土) 13:30〜
2.会 場 人権平和センター豊中(4 階ホール)
561-0884 豊中市岡町北 3-13-7 (TEL 06-6841-1313)
3.会 費 カンパ 1,000 円
4.主 催 さらば、ビンちゃん!「X の会」
5.世話人 佐佐木寛治(090-8456-3397) 宮田雅弘(080-3777-9896)
メール bphvx606@tcct.zaq.ne.jp

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