企画展「松下真理子 人間動物」(5/11〜7/7 埼玉・東松山市 原爆の図丸木美術館)最終日 | |
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2024/07/07 企画展「松下真理子 人間動物」(5/11〜7/7 埼玉・東松山市 原爆の図丸木美術館)最終日案内→https://marukigallery.jp/7600/チラシ→https://tinyurl.com/mu5cwesn この度、原爆の図 丸木美術館は、松下真理子による個展『人間動物』を開催いたします。 松下はこれまで、生きる痛みや性愛、「人間とはどのようなものか」を追いかけつづけ、絵画をはじめとする様々な表現で、国内外から注目されてきました。 本個展『人間動物』では、「人間と呼ばれているもの」と「動物と呼ばれているもの」を隔てない、新たな思想的深淵に踏みこんだ作品群が発表されます。 新作の絵画、古いシーツによる大型のインスタレーション、ドローイング、旅のノート等を初公開いたします。 また松下は、ガザへの空爆が開始される直前までパレスチナに滞在しており、虐殺がはじまってから、日本ではもっとも深くこの事態に呼応した表現者のひとりでした。 原爆の図 丸木美術館にて、松下が描く「檻のむこうの色」に触れた後では、世界の姿はまったく違ったものに感じられるでしょう。 「人間と呼ばれているもの」もまた、狭い檻に囲われた動物であるとき。 檻のむこうに、ちらちらと光る色が見えたなら。 それは、生まれて、眼が開いたときに、はじめて見るような色かもしれません。 ぜひ多くの方に、この貴重な展示に足をお運びいただけたらと願っております。 松下真理子(まつした・まりこ)さん 1980年 日本の大阪府吹田に生まれる。 幼少期、最初の表現は、性的暴力からの治癒と理解のために書きはじめた無数の詩だった。 精神的な模索と言葉によらない方法を求め、芸術を志す。 2004年 京都市立芸術大学美術学部油画専攻を卒業。 工場での労働の傍ら独自の絵画表現を再開し、2016年《Margarita7》をはじめとする作品群で、第二回CAFFA賞(CAF・アーティスト・アワード)グランプリを受賞する。 翌年、ロンドンにてデルフィナ財団のレジデンスに滞在し、インド、ペルー、韓国、サウジアラビアなどの女性芸術家たちと親交を結ぶ。 のちにアウシュヴィッツ、フィリピンの「赤い家」などを訪れ、絵画を制作する。 2020年 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチに影響を受けた「愛の飾らぬ言葉において」、2021年J.M.クッツェーの著書から名付けた《Friday》を含む「人間の声」を発表し、重要な転換期を迎える。 2022年には、自らが発案・企画した、アマポーラ・プラダ(ペルー、リマ在住)との二人展「生命」を開催。 2023年の7月から8月まで、占領下のパレスチナヨルダン川西岸地区に滞在していた。 主な個展 2023年「すべて水に映る」KEN NAKAHASHI、東京 2021年「人間の声」現代芸術振興財団、東京 2020年「愛の飾らぬことばにおいて」GINZA ATRIUM 銀座蔦屋書店、東京 2020年「居住不可能として追放された土地」KEN NAKAHASHI、東京 2018年「Silent Resistance to Oblivion」KEN NAKAHASHI、東京 2016年「イド」matchbaco、東京 企画展「松下真理子 人間動物」 開催日:2024年5月11日(土)〜7月7日(日) 開館時間:9時〜17時 休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日) 場 所:原爆の図丸木美術館 〒355-0076 埼玉県東松山市下唐子1401 東武東上線「森林公園駅」南ロよりタクシー10分、徒歩50分 東武東上線「東松山駅」より市内循環バス 唐子コース(日祝運休)約15分 「丸木美術館東」下車徒歩15分 関越自動車道東松山インターより小川方面10分 東武東上線「東つきのわ駅」南口より徒歩27分 アクセス→https://marukigallery.jp/visit/#access 観覧料:一般900円、中高生又は18歳未満600円、小学生400円 (比企・東松山在住者は各通常料100円割引。障がい者は半額) 60歳以上800円 主 催:原爆の図丸木美術館 問合せ:原爆の図丸木美術館 〒355-0076 埼玉県東松山市下唐子1401 TEL 0493-22-3266 FAX 0493-24-8371 関連企画 トーク「国境と動物」 日 時:2024年6月29日(土)午後2時から 参加費:無料(当日の入館券が必要です) 出 演:松下真理子さん 松下新土さん(司会) |