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2024/06/01 自然に寄り添う村人の暮らしの記録「越後奥三面(おくみおもて) 山に生かされた日々 デジタルリマスター版」公開(6/1〜 大阪・第七藝術劇場)

案内→https://pole2.co.jp/coming/65eafbbea236de71aef206af

越後奥三面(おくみおもて) 山に生かされた日々 デジタルリマスター版
劇場公開日:2024年4月27日

 山に寄り添う生活をまるごと残そうとした、記録映画の金字塔。

 新潟県の北部、朝日連峰の懐深くに位置する奥三面(おくみおもて)。
 人々は山にとりつき、山の恵みを受けて暮らしてきた。
 ケモノの狩り、川魚の漁、山菜やキノコの採集、田畑の耕作。
 ここには山に生かされた日本人のくらしのすべてがある。
 その奥三面がダムの底に沈む。
 記録スタッフは、ダム建設による閉村を前に、一軒の家と畑を借り、山の四季に見事に対応した奥三面の生活を追いはじめた−。

 日本を代表する記録映画作家・映像民俗学者の姫田忠義ひきいる民族文化映像研究所が、1980年から4年をかけて撮影。
 昭和の終わりまで自然に寄り添う暮らしを続けてきた村の最後の姿を、まるごとフィルムで残そうという執念により、世界にも類を見ない記録映画となった。
 長らく公開の機会が限られていたが、姫田の没後10年の2023年にデジタルリマスター化。
 高精細の映像と音響により、二度と撮影することができない人類の遺産ともいえる本作がよみがえった。

解説(映画.com:https://eiga.com/movie/74933/
 日本各地の生活や民族を記録する作品を数多く手がけた記録映画作家・映像民俗学者の姫田忠義率いる民族文化映像研究所が、新潟県の最奥で自然に寄り添う暮らしを続けてきた山村・奥三面(おくみおもて)の最後の姿をとらえたドキュメンタリー。
 新潟県北部の朝日連峰に位置する奥三面では、山の恵みを隅々まで利用する生活が昭和の終わりまで奇跡のように保たれてきた。
 冬の深い雪に覆われた山では、ウサギなどの小動物や熊を狩る。
 春には山菜採りや、慶長2年の記録が残る古い田での田植え。
 夏の川では仕掛けやヤスでサケ・マス・イワナを捕らえ、秋になると木の実やキノコ採り、仕掛けや鉄砲による熊狩りが行われる。
 ダム建設による閉村を前に、映画スタッフは1軒の家と畑を借り、1980年から4年間にわたって村の暮らしを撮影。
 村人たちが連綿と続けてきた山の生活を、四季を通じて丹念に映し出す。
 2024年4月、デジタルリマスター版でリバイバル公開。

1984年製作/145分/日本/ドキュメンタリー
公開日:1984年9月21日(日本初公開)
監督:姫田忠義
配給:民族文化映像研究所
公式サイト:https://minneiken.wixsite.com/okumiomote
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=WRJm2ZThQ30

劇場情報:https://minneiken.wixsite.com/okumiomote/theater
東京 ポレポレ東中野 2024年4月27日(土)〜5/10 終映未定
   https://pole2.co.jp/showing/65eafbbea236de71aef206af
大阪 第七藝術劇場  2024年6月1日(土)〜

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