沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたり収集し続けてきた具志堅隆松を追ったドキュメンタリー「骨を掘る男」公開(6/15〜 東京・ポレポレ東中野) | |||||||
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2024/06/15 沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたり収集し続けてきた具志堅隆松を追ったドキュメンタリー「骨を掘る男」公開(6/15〜 東京・ポレポレ東中野)案内→https://pole2.co.jp/coming/65f2f7eca236de71aef20d99骨を掘る男 劇場公開日:2024年6月15日 あと10センチで出逢えるかもしれない―― 2024年製作/115分/ドキュメンタリー 製作国:日本/フランス 配給:東風 公式サイト:https://closetothebone.jp 予告編:https://www.youtube.com/watch?v=4KnDb0a3RQc スタッフ 監督:奥間勝也 撮影:奥間勝也 編集:奥間勝也 ガマフヤー 具志堅隆松 70歳 なぜ40年も沖縄を掘り続けるのか? それでも掘りつづけることを、彼は「行動的慰霊」だと言う 沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたり収集し続けてきた具志堅隆松。 これまでに、およそ400柱を探し出した。 彼は自らを “ガマフヤー” と呼ぶ。 ガマは沖縄の自然壕、フヤーとは掘る人という意味だ。 砕けて散乱した小さな骨、茶碗のひとかけら、手榴弾の破片、火炎放射の跡...。 拾い集めた断片から、兵隊か民間人か、どのような最期をとげたか推察し、想いを馳せ、弔う。 掘ってみるまで、そこに本当に骨が埋まっているかどうかはわからない――それでも掘りつづける行為を具志堅は、観念的な慰霊ではなく「行動的慰霊」だと言う。 沖縄本島には激戦地だった南部を中心に、今も3000柱近くの遺骨が眠っているとされる。 沖縄の人びとや旧日本軍兵士のものだけではない。 米軍兵士、朝鮮半島や台湾出身者たちの骨を含んだ島の土砂が辺野古新基地のための埋め立て工事に使われようとしている。 出逢ったことのない人の死を悼むことができるのか? 新進気鋭の映画作家が生まれ育った沖縄の歴史と今を見つめる 監督の奥間勝也もまた沖縄戦で大叔母を亡くした戦没者遺族である。 しかし、生まれるはるか以前に亡くなった大叔母とは会ったことがない。 具志堅の遺骨収集に同行し、沖縄戦の膨大なアーカイブ映像に目を凝らし、大叔母の生きた痕跡を探す奥間は、繰り返しこう自問する。「出逢ったことのない人の死を悼むことはできるのか?」 その問いはやがて「平和の礎」に刻銘された24万の名を読み上げるいくつもの〈声〉と共鳴し、戦火と分断の時代を生きる私たちを震わせる。 どうすれば遠く離れた人の痛みとともにあることができるのか? 新進気鋭の映画作家が生まれ育った沖縄の歴史と今を見つめた次なる世代のドキュメンタリー。 解説(映画.com:https://eiga.com/movie/101422/) 劇場情報 東京 ポレポレ東中野 2024年6月15日〜 |