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LNJ Logo 韓国:[イシュー(4)]1980年代の嫌悪論理
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1980年代の嫌悪論理

[ワーカーズ・イシュー(4)]今日もヘイトな半島で

キム・ハンジュ、パク・タソル、ユン・ジヨン記者 2018.07.31 10:21

訳注:このシリーズは本文の性質上、差別表現が含まれています。

83.08.15.東亜日報、妊娠中絶「爆発的増加」

堕胎が増えて「母性の健康が脅かされている」という記事だ。 70年代の初めに妊娠中絶は一年20万件だったが、 1983年には150万件で大きく膨らんだと伝えた。 20〜24歳の層の19%が妊娠中絶を経験し、未婚が全体の28%を占有するが、 「みだれた性風俗」のためだという。 したがって性紊乱、人命軽視の風潮を正すために、 政府の家族計画事業を若い妊娠可能な女性層に合理的に入っていかなければならないという専門家の話を引用する。

[出処:公益広告協議会]

83.11.21.毎日経済、保健社会部、都市の浮浪者がなくなる

保健社会部が大々的な「浮浪者(ホームレス)」摘発活動を繰り広げた。 「観光客に対して清潔な印象を与え、国民の不快感をなくす」ためだ。 保健社会部は「全国の浮浪者は1万1千5百人にのぼるが、 摘発活動をしてもその時しばらく痕跡をなくすだけで、 手綱がゆるめばまた登場して道路の秩序を混乱させる」とし、根本対策を発表した。 その対策は、 △縁故者がある者は帰宅、 △活動能力がある人は職業訓練に参加、 △身体障害者や病人は保護施設で受け入れるということだ。 こうした措置にもかかわらず、またもの乞い行為をする「浮浪者」には厳重な処罰を併行すると警告までする。

84.11.21.京郷新聞、「大学の騒ぎ屋」をもう傍観できない

この社説は社会主義者の大学生の扇動に備え、彼らを徹底的に見つけ出して処罰しようと主張する。 この社説によれば 「共産主義者は年齢が若いからといっても、危険が小さい存在ではない」とし 「ロシアが共産化されたのは、帝政ロシアの支配者がレーニンやトロツキーのようなマルクス主義者を若い学生だからと処罰が寛大だったため」という。 だから「〈旗〉のような宣伝ビラを作成した過激分子が、 たとえその身分が大学生で年齢が低いとしても徹底的に見つけ出さなくてはいけない」とし 「善良な大学生が扇動されないように、政府と教授が積極的に動かなければならない」と付け加える。

85.01.30.京郷新聞、女性犯罪

「女性の地位=女性犯罪率」だという社会犯罪学者の言葉を伝える。 女性の経済活動が拡大し、社会的進出が多い文明国ほど女性の犯罪率が高いという。 これを裏付けるため、女性犯罪率は過去10年(1974年〜1984年)で2倍に増加した点を上げる。 特に風俗犯は10年前より4倍に増えたとし 「美風良俗が失われていく痛みはどうすれば防げるだろうか」と記者自ら残念さを吐露する。

86.04.29.京郷新聞、「運動圏の妄動は国家の生存を威嚇」

高まる反独裁デモについての運動圏嫌悪記事。 デモに出てきたソウル大学生のスローガンが 「北朝鮮が今まで対南赤化戦略として使ってきた背筋が寒くなるような内容」で満たされていると報道した。 記事に書かれていたスローガンは、 △韓国の民衆を圧殺する米帝追放、 △休戦協定を平和協定に、 △オリンピック、韓国・北朝鮮共同開催、 △朝鮮半島核基地化反対などだ。 記者はこれに「国民は6.25を全く知らない戦後世代だという点で、 反共・安保意識が乱れているのではないかという心配が大きいと皆が話している」と伝える。

[出処:ネイバーニュース ライブラリー]

86.07.24.京郷新聞、同性愛と人権

サンフランシスコ特派員が米国の性少数者人権運動について 「性倒錯者の苦闘」という副題を付けた。 その年の7月、サンフランシスコの性少数者が同性愛を規制する大法院に対して抗議デモを行った。 米国同性恋愛者協会のジーン・オリアリー執行委員は 「寛容と個人の権利の尊重が米国の建国精神」だとし 「個人の私生活の保障よりも基本的な司法行為がどこにあるか」と話した。 記事はまた、この団体は反戦運動団体、少数民族権益保護団体と緊密に連絡していると紹介する。 筆者は「同性恋愛者の人権守護など、 東洋人には簡単には分からない米国の一断面だ」と舌打ちをする。

87.04.27.東亜日報、釜山兄弟福祉院、また1人殴られて死亡

1988年のソウルオリンピックを前にして 「浮浪者」を摘発、収容したのが釜山兄弟福祉院の設立の背景だ。 3146人を収容する国内最大の収容施設だ。 ここで1987年3月22日、職員による殴打で1人が死亡し、そのため35人が脱出したことで人権蹂躙が表面化した。 福祉院の収容者は重労働はもちろん、殴打と監禁、性暴行まで受け、 12年間で500人を越える人員が死亡したと調査された。

88.06.13.オリンピックを前にして露店の摘発を強行

1988年のソウルオリンピックを前にして、 盧泰愚(ノ・テウ)政権は全面的な露天商摘発を強行した。 露天商は国際イベントのたびに摘発の対象になった。 全斗煥(チョン・ドゥファン)政権も1980年のミスユニバーシアード大会、 1985年のIMF/IBRD総会、1986年のアジア競技大会の時に露天商を弾圧した。 民主露天商全国連合のチェ・インギ首席副委員長は 「貧困の時代(2012)」で1988年6月13日、 露天商約3千人が生存権のためにソウル一帯で戦闘警察と大きな衝突になったと記述した。

[出処:ネイバーニュース ライブラリー]

[出処:ネイバーニュース ライブラリー]

88.07.23.ハンギョレ、麻薬犯人の拡散に退治運動逆風

薬品乱用に陥りやすい性格を持った人として「同性愛の素質が強い人」をあげた。 大韓保健協会は1988年7月21日、「麻薬類不正乱用追放のための討論会」を開いて麻薬事犯増加対策を議論した。 パネル討議に参加したソウル大のチャ・ジェホ教授は 「麻薬の常習服用は、社会の病的な性格にも原因があるが、 薬品乱用に陥りやすい○攻撃的人、○慢性鬱病に苦しむ人、○ストレスに耐えられない人、○同性愛素質がある人がいる」と分類した。

89.06.07.ハンギョレ、無防備…「同性愛AIDS」

「韓国男性の同性恋愛者の後天性免疫欠乏症(AIDS)が広がっている」とし、 政府の微温的な対策を批判する記事だ。 当時、保健社会部は「同性恋愛者の中でエイズに感染した人は4人だが、 性関係を持った相手の身元を知らず、追跡できなかった」と伝えた。 記事はひとりが50〜100人を越える相手と関係を結び、 米国人などの外国人と関係を持った人が58.4%だという調査結果を引用した。[ワーカーズ45号]

原文(ワーカーズ/チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-08-04 09:28:19 / Last modified on 2018-08-20 09:27:03 Copyright: Default

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