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スカイクレーン建設労働者「2億7千万の未払い」解決を求め高空籠城に突入

一週間で三つ目の高空籠城...「苦しむのは労働者だけ」

パク・タソル記者 2017.11.21 17:16

スカイクレーン建設労働者2人が未払い賃金の解決を要求して高空籠城に突入した。 一週間にすでに三回目の高空籠城が続いており、 労働者の問題の解決を要求する声が高まっている。

11月21日午後2時頃、 建設労組所属のスカイクレーン建設労働者、ソ・テス、カン・マンジュ組合員が ソウル市城東区金湖洞にある中堅ゼネコンのフンファ建物バルコニー4階で スカイクレーン装備を使って高空籠城に突入した。

[出処:建設労組]

彼らは平沢古徳産業団地の建設現場で働いていたが、 今年の5月から10月まで賃金(賃貸料)を受け取れなかった。 彼らを含む6人のスカイクレーン労働者が受け取っていない未払い賃金の規模は 何と2億7700万ウォンにのぼる。

建設労組によれば、元請のフンファ建設は下請企業のドンインENCに 下請け代金15億を支払っておらず、 ドンインENCは財政支払い能力不足を理由にスカイクレーン労働者の賃金を払っていないという。 労組は昨日(20日)まで元請社と交渉を進めてきたが、 会社が「責任を取るのは難しい」という立場を固守して警察に施設保護要請をし、 状況が悪化した。

建設労組首都圏西部建設機械支部のチェ・ビョンデ支部長は 「現在発生している賃金未払いは、設計上の契約金額を超えた金額を建設会社が支払わなかったために発生した」とし 「例えば100億で契約をしたが、実際の工事金額がさらに多く発生すると、 財政能力がない専門業者が負担しなければならない構造だ。 元請は工事費をすべて上げたので責任がないという立場で、 専門業者も開き直っている」と説明した。 元下請間の工事費の対立をめぐり、建設労働者がすべての被害を甘受しなければならない構造だ。

チェ・ビョンデ支部長は「昨日から集会を始めたが、 フンファ建設側で施設保護要請をして、 警察兵力が建物を保護しており対話の窓口がなくなった」とし 「元下請に対して方案を出せと要求をしたが、 昨日の交渉で『私たちには責任を取れない』と話すだけだ」と明らかにした。

一方11月11日夜11時には、建設労組のイ・ヨンチョル首席副委員長と光州全南建設機械支部のチョン・ヤンウク支部長が 「建設勤労者法改正案通過」と「特殊雇用労働基本権争奪」を要求して国会近くの広告塔で高空籠城に突入した。

続いて12日の未明には方には金属労組忠南支部ファインテック支会の労働者たちが 民主労組死守、3継承(労働組合、団体協約、雇用)履行、 労働悪法撤廃、独占財閥および国家情報院と自由韓国党解体などを要求して、 ソウル木洞のソウルエネルギー公社木洞熱併合発電所内の75mの煙突に上がった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-11-24 19:03:37 / Last modified on 2017-11-24 19:03:38 Copyright: Default

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