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韓国タイヤ、解雇者断髪、ハンストに突入

金属労組「元職復職、労組活動保障」テント座り込み

チョン・ジェウン記者 2015.09.01 11:12

金属労組大田忠北支部韓国タイヤ支会(以下、韓国タイヤ支会)が8月31日、 解雇者チョン・スンギ氏の元職復帰と金属労組活動保障を要求してテント座り込みに突入した。 韓国タイヤ支会の法規部長で労組幹部のチョン氏は、断髪をしてハンストを始めた。

[出処:金属労組大田忠北支部]

韓国タイヤ支会はこの日の午後1時、 韓国タイヤ大田工場正門の前で記者会見を開き 「チョン・スンギ解雇者は、韓国タイヤで起きた労災死亡事件、 強圧的な組織文化、労働組合の非民主性などに対して積極的に問題提起し、実践してきた」とし 「会社はこれを虚偽事実流布、名誉毀損だと主張して解雇した」と明らかにした。

続いて「内部批判者を解雇に追いやる会社は絶対に健全な発展はできない。 そんな組織は腐る」とし 「正当な問題提起をした労働者に対する不当解雇は必ず撤回されなければならない」と要求した。

チョン氏は「韓国タイヤ集団突然死事件」の当時、 言論などで会社を公開で批判したという理由で2010年3月に免職処分された。 大法院が「不当解雇」と最終的に判決したため、 チョン氏は3年4か月ぶりに解雇直前に働いていた韓国タイヤ大田工場大田物流センターに復職していた。

だが会社は宣伝ビラの配布などを問題にして、 2か月後にチョン氏をまた解雇した。 これに関してチョン氏は大法院判決を待っている。

▲解雇者チョン・スンギ氏がこの日、元職復帰と金属労組活動保障を要求して断髪してハンストを始めた。[出処:金属労組大田忠北支部]

韓国タイヤ支会はまた 「会社は金属労組を認めず正当な労働組合活動を妨害し、 これを言い訳にして不当な懲戒も乱発している」とし 「これまでの複数労組の活動に対しては全く問題にしないのに、 金属労組の宣伝戦と集会に対してだけはアレルギー反応を見せる」と指摘した。

続いて「会社は宣伝戦を直接妨害して集会を開かせないように管理者を動員し、 人間バリケードを打った」とし 「法が保障する労組活動さえ暴力で防ぐ韓国タイヤの現場は完全に無法天下だ」と強く批判した。

最近3か月間、韓国タイヤの錦山工場と大田工場で金属労組側が社内写真展(6月)と集会(8月)を開こうとしたところ、 会社は妨害して3回も労使間で物理的衝突が起きた。

韓国タイヤ支会は「労働者たちは数十年間、 会社の強圧的な組織文化と本来の役割を果たさない既存労組により苦しんできた。 しかし今は耐えられない怒りと鬱憤が噴出している」とし 「解雇者復職と金属労組の活動が保障されなければ、 さらに大きな闘争に直面するだろう」と警告した。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-09-03 22:13:27 / Last modified on 2015-09-03 22:13:27 Copyright: Default

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