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現代重工下請労組が野宿座り込みに突入

「現代重工が交渉に出てくるまで野宿」

イ・サンウォン記者 2015.01.14 18:55

金属労組現代重工社内下請支会が1月12日から野宿座り込みに突入した。 1月12日の午前6時、労組は現代重工イルサン・ゲート前の歩道にテントを設置して 座り込みを準備した。

この過程で蔚山東部警察署はテント座込場が不法だとして撤去しようとしたため、摩擦が発生した。 東部署はハ・チャンミン労組支会長をはじめ3人をテント座込場撤去妨害容疑(公務執行妨害など)で連行した後、この日の午後に釈放した。

テントを奪われた労組はテントなしで野宿座り込みをすることに決め、野宿に突入した。 労組は「元請現代重工の交渉要求と四大要求案争奪、そして9人の下請労働者の命を奪った現代重工の責任と謝罪を聞くため」と座り込みの理由を明らかにした。

労組は4月から12の下請企業と労組設立以後、初めての交渉を行った。 労組はしかし年を越すまで交渉で明確な協議案を見つけられずに漂流している。

ハ・チャンミン支会長は「交渉に出た企業は元請の指示と表情だけを見て交渉を懈怠し、 結局、調整中止決定でスト権だけを確保して膠着状態にある」とし 「交渉決裂の最終責任は現代重工にある」と指摘した。

ハ支会長は「下請労働者の賃金と福祉に責任がある現代重工は、業者に責任を転嫁して知らんふりを続けている」とし 「むしろ正規職の賃金団体協議が終わる時点にあわせ、 全方向的な組合員弾圧に熱を上げている」と非難した。

労組によれば現在までいくつかの下請企業が組合員に 解約、身体検査再発給強要、無給休職、定年を理由とする辞職強要などの弾圧を続けている。

ハ支会長は「現代重工が下請労組の要求である交渉テーブルに出てきて 四大要求案に対する立場を明らかにし、 労災で死んでいった下請労働者に謝罪するまで野宿座り込みを続けていく」と強調した。

付記
イ・サンウォン記者は蔚山ジャーナル記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-01-15 00:44:51 / Last modified on 2015-01-15 00:44:51 Copyright: Default

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