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韓国:学校非正規職、教科部に全面闘争を宣言
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学校非正規職、教科部に全面闘争を宣言

「教科部が直接交渉をしなければ全面ストも辞さない」

ソン・ジフン記者 2012.07.19 13:59

学校非正規職労働者との団体交渉に直接出てくることを要求し、学校非正規職 連帯会議が教育科学技術部に全面闘争を宣布した。

全国公共運輸労働組合全会連学校非正規職本部、全国女性労働組合、全国学校 非正規職労働組合の3つの労組が結成した『学校非正規職連帯会議』(以下学非連) は、7月19日午前、民主労総大会議室で記者会見を行って、全ての地域の地方労働 委員会が「公立学校で働く学校非正規職勤労者に対する労働関係法上の団体交渉権者 は教育監だ。したがって団体交渉要求の事実を公告しろ」という判決を伝え、 各市道教育庁が団体交渉に直接出るべきだと主張した。

現在、江原教育庁をはじめ、京畿、光州、全南、全北教育庁は地労委の判決に より、学校非正規職労働者との交渉手続きに入った。しかし保守指向に区分さ れるその他10地域の教育監は、交渉手続きを進めていない。

学非連はこれを「教科部が交渉を拒否する態度を取り続けているため」とし、 「教科部が労働部の解釈も認めず、労働法に違反して不当労働行為をしている」 と主張した。

[出処:学校非正規職連帯会議]

学非連は「これ以上我慢せず、闘争で答える」とし、教科部との闘争を宣布し た。学非連は6月25日から7月18日まで、3つの労組約3万の組合員を対象として 『2012年賃上げ、団体協約争奪のための労働争議賛否投票』を進めた。投票の 結果、総投票数30069人のうち25519人が投票に参加して(投票率84.9%)、賛成 23628票(賛成率92.6%)という圧倒的な結果で教科部との争議行為を可決した。

学非連は「争議行為賛否投票が圧倒的に可決されたので組合員の熱望を受けて、 給与体系の全面施行、2012年賃金団体協議闘争勝利、非正規職撤廃のために、 率先して闘争していく」と明らかにした。

学非連は「教科部が態度を変えなければ、仕事が始まる8月末から頑強な闘争に 入る」と宣言した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-07-20 02:12:20 / Last modified on 2012-07-20 02:12:52 Copyright: Default

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