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現代車非正規職「鄭夢九会長の拘束要求闘争に突入」

現代車元下請連帯会議、不法派遣特別交渉の要求をめぐる立場が交錯

蔚山労働ニュース編集局 2012.04.16 14:58

労組幹部と解雇組合員を現場に入れるよう要求して、8日間現代車蔚山工場本館 の前で徹夜野宿座り込みを行なっている金属労組現代車非正規職支会は、4月16日 午前10時、野宿座込場で記者会見を行い、13日に行われた現代車の警備隊のパク・ ヒョンジェ支会長暴行事態を糾弾し、組合活動保障を要求した。

[出処:蔚山労働ニュース]

現代車非正規職支会は「昨年、雇用労働部蔚山支庁が解雇組合員の労組事務室 の出入を認めろという行政指導文書を現代車に発送したが、現代車は強い物理 力で、現在も不当解雇された組合員の出入を封鎖している」とし「特に、労働 委員会による不当解雇の判定者の出入も防いでいる」と糾弾した。

続いて「現代車は結局、4日に選出された4期支会役員さえ、管理者と警備隊を 動員して出入を統制し、10日には雨避けとして用意したビニールも暴力警備隊 が略奪し、13日にはパク・ヒョンジェ支会長と組合員4人を警備隊が無差別暴行 した」と声を高めた。

現代車非正規職支会は「組合活動妨害を指示した鄭夢九会長を、不当労働行為 で9日に告訴した」とし「派遣法違反、勤労基準法(延長勤労限度)違反で鄭夢九 会長を告訴する予定で、鄭夢九会長拘束要求の社会的世論を形成する」と強調した。

現代車非正規職支会は、支会長の暴行に対する現代車の謝罪と責任者の問責、 組合活動の保障、不法派遣認定と、すべての社内下請労働者の全員正規職化を 要求し「また現代車が暴力を続ければ、あらゆる組織力を動員して鄭夢九会長 の拘束を要求する闘争に突入する」と明らかにした。

非正規職支会は16日の午後7時に野宿座込場で全組合員決意大会を開く。支会は 解雇者野宿座り込みと共に、20日まで現場選挙区別に代議員選挙を行う予定だ。

現代車元下請連帯会議、不法派遣特別交渉要求案を確定できず

一方、蔚山、牙山、全州現代車非正規職3支会と正規職現代車支部は、4月13日 に元下請連帯会議を開き、不法派遣特別交渉要求案について議論を行ったが、 いくつかの項目で意見の差を埋められず要求案を確定できなかったという。

現代車非正規職3支会は「社内下請として労働するすべての労働者を全員正規職 に転換せよ」という要求を固守し、現代車支部は「すべての」という規定を 削除しようという立場を曲げずにいると伝えられた。

また「不法派遣正規職化闘争で不当解雇された組合員を全員正規職に原職復帰 させる」という要求についても蔚山、牙山支会は要求案に入れるべきだという 立場だが、正規職支部と全州支会はこの条項を削除して「大法院判決により、 すべての非正規職を正規職に転換するまで現在行なわれている非正規職労働者 へのる構造調整(無給休暇、整理解雇など)を即刻中断する」という要求に替え ようという立場だと知らされた。

あとの「不法派遣で発生した社内下請非正規職労働者に対する手配、告訴告発、 不当懲戒、損賠仮差押さえなどを即刻撤回して名誉回復と原状回復する」、 「現代車鄭夢九会長および現代車(株)は今までの不法と弾圧について当事者の 非正規職労働者牙山、全州、蔚山非正規職支会はもちろん、大韓民国を代表する 企業として、対国民公開謝罪を実施する」、「現代車(株)は今後不法な非正規職 労働者を使用しないことを労使合意する」という要求では意見を一致させたと 伝えられている。

元下請連帯会議で不法派遣特別交渉要求案が確定しなかったため、現代車正規職 支部は、16日午後に開かれる代議員大会にこの懸案を報告事項として処理して、 非正規職3支会の議論の後にまた元下請連帯会議を開き、議論を続けることにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-04-16 23:39:00 / Last modified on 2012-04-16 23:39:11 Copyright: Default

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