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金属労組21日ゼネスト計画を修正..8月にタイムオフ全面戦争

101か所の専従者妥結...21日、闘争支部別スト戦術に転換

キム・ヨンウク記者 2010.07.18 14:11

金属労組は7月18日、「21日の10万規模のゼネストをする計画を修正する」とし 「7月末まで労働基本権団体協約条項の現行維持を受け入れる使用者が百人を越 えていることを考慮し、21日のストライキ実施を戦術上、支部争議対策委員会 に委任する」と明らかにした。

これにより金属労組の闘争は夏休みが終わる時点に全面化する公算が大きい。 起亜車支部も事実上、8月闘争を念頭に置いているうえ、7月初めての給料日の 8月10日あたりが使用者の労組弾圧が現実として本格的にあらわれる時点と判断 したと見られる。金属労組は「財閥社および一部の使用者が労使関係の破綻を 実際に主導すれば、金属労組は10万規模の全国ゼネストを8月に実際に推進する ほかはないという点を明確にする」と強調した。

金属労組は18日現在、今年の賃上げおよび団体協約更新労使交渉をしている事 業場170か所のうち、妥結事業場の90%がタイムオフを無力化する合意に至った と明らかにした。21日の具体的なストライキの規模は、支部の争議対策委員会 が開催される19日以後に輪郭が捕えられる予定だ。

労使自律に法と行政府の関与できないことを立証する

金属労組によれば、18日までに合意した事業場101のうち91個所の事業場が金属 労組労働基本権6大要求を原案通りに合意するか団体協約を現行通りに維持する ことにした。金属労組は7月中に120個所に拡大すると展望した。また91個所の 事業場の他、6つの支会(5.9%)が『今後再協議』という文句を入れ、団体協約を 現行通り維持することにした。4つの支会(4%)は別途手当てなどで合意したり事 実上、裏面合意した。金属労組がこうして攻勢的にタイムオフを無力化した合 意労組数を公開した理由は、労使が自主的に決める事項に法と行政府が関与す ることそのものが不可能だという点を立証している。金属労組は「始終一貫し て同じ妥結方針で労働基本権を各単位別に守る計画」と攻勢を緩めなかった。

金属労組は「雇用労働部が5日と12日の二回、『勤労時間免除限度関連交渉進行 現況』を発表し、金属労組所属事業場のうちタイムオフを超えた事業場が20個 所しかないといったが、これは事実と全く違う」とし「タイムオフ制度および 上限線遵守が産業現場に定着していると『偽装』する言論プレイに過ぎない」 と強調した。

金属労組はまた「所属事業場の中で賃金団体協議を妥結した101個所のどこも不 法タイムオフ制度および上限線をそのまま適用せず、たった1人の労組専任者も 現場に戻らず労組活動をそのまましている」とし「すべての事業場が労使自律 で結んだ団体協約で、組合員教育、総会、代議員会議、運営委員会、執行委員 会、常執幹部会議などを有給で保証している」と明らかにした。

金属労組は18日現在、賃金団体協議を締結した事業場のうち一か所も労働部に 団体協約を提出しなかったと強調した。金属労組は「労働部などの脅迫に勝て ず、一部の会社の使用者が団体協約を提出したところもあると予想するが、ま だ金属労組所属単位のどこも労働部から是正命令を含むいかなる行政的措置も 受けていない」と伝えた。

101の事業場が合意しても相変らず現代起亜車とその系列会社、財閥社などは合 意捻出が難しい状況だ。金属労組は「現代起亜車などで代表される財閥社と、 その系列会社が新労組法とタイムオフ制度を口実として労組弾圧の動きに集中 している」とし「特にすでに労使自律で団体協約を更新したのに労働部の脅迫 に屈服して合意は守れないと文書を送る使用者も一部ある」と指摘した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-07-19 15:01:12 / Last modified on 2010-07-19 15:01:17 Copyright: Default

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