本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:双竜自動車拙速売却反対と解雇者復職キャンドル文化祭
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1278106657960St...
Status: published
View


1年ぶりにまたキャンドルを灯す

双竜自動車拙速売却反対と解雇者復職キャンドル文化祭

ペク・イルジャ(現場記者) 2010.07.02 14:43

[出処:金属労組双龍車支部]

ちょうど1年ぶりに平沢駅で双竜自動車労働者のキャンドルがまた灯った。7月 1日午後7時から、平沢駅では双竜自動車拙速売却反対と解雇者復職のための キャンドル文化祭「行こう! なつかしい職場へ」が開かれた。

文化祭が始まる1時間前から市民にアイスコーヒーを配るキャンドル喫茶店と、 双竜車闘争を伝える宣伝戦、組合員への嘆願書署名が進められた。お父さんと 一緒に出てきた子供も加った宣伝戦と署名戦は市民から多くの呼応を受けた。

双竜自動車解雇者で、民主労総平沢安城支部事務次長のコ・ドンミン氏の司会 で進められたこの日の文化祭は、平沢、昌原、整備の双竜車組合員と家族、地 域の連帯組織など100人を越える人々が参加した。

[出処:金属労組双龍車支部]

平沢文芸グループ「人」の嶺南サムルノリで力強く開幕したキャンドル文化祭 は、双竜車のファン・インソク支部長の発言と歌に続いた。司会者が示した 「公演なく発言はない」というキャンドル文化祭の方向を、まず双竜車支部が 見せたわけだ。ファン支部長はテ・ジンアの『孤独にしないで』を双竜車闘争 状況に合わせて改詞した替歌を歌ったが、上手さより、すさまじさ(?)がにじみ、 参加者たちに笑いと安らかな雰囲気をプレゼントした。

最も遠くから連帯に来た梨花女子大学生は、律動公演を準備してきた。何人か の力強い律動は、参加者の熱い呼応を受け、唯一『アンコール』まで受けた。

組合員が直接参加して準備したコーナーは、『双竜車短信(短身)』だった。参 加した人の中に長身がいないので付けた名前だという。最初の知らせは『弾圧 を突破し、抑圧を越え、また闘争だ』を旗じるしに5月に行われた双竜自動車の 全国巡回闘争の感想とエピソードが紹介された。ソ・ソンムン組合員は「組合 員が一致団結して職場閉鎖を防いだインジコントロールスの労働者たちと会い、 双竜車労働者を食事で暖かく迎えてくれたパーカハニル油圧が一番記憶に残っ ている」という。ナム・サンス双竜車支部企画部長は「家族と旅行して回るこ とも出来ない全国一周を、巡回闘争団でできたので、家族に申し訳ない気がし た」と巡回闘争の感想を伝えた。二番目の知らせは、6月9日の双竜自動車1周年 記念集会で見せた双竜車幹部の公演についてだった。双竜車支部のキム・ジュ ジュン政策部長は、「うまく拍子が合わず苦労したが、幹部が熱心にする姿を 見せようと努力しただけに、組合員は面白がって周辺からとても誉められた」 と語った。

家族対策委の公演では『あなたと私の戦争』の俳優で有名になったシン・ドン ギ氏の家族が一緒に「お父さんとピノキオ」という歌を歌った。シン・ドンギ 氏は「歌うようになってずいぶんたつ」と恥ずかしがったが、家族の仲良い姿 と子供たちの明るい声が印象的だった。

[出処:金属労組双龍車支部]

次は民衆歌手イ・スジン氏の公演だった。「これ以上隣人を、子供たちを、世 の中を、これ以上私たちをつらくするな」という歌詞がいつより双竜車の家族 の胸を打ったようだった。歌の公演の後は双竜車玉砕ストライキ当時、国家の 暴力蛮行の映像が上映された。当時のすさまじかった状況を映した映像は平沢 駅を通りかかる市民の足を捕まえた。

7月1日からは夜間屋外集会が認められた日なので、これを記念して全国各地で キャンドル集会が進められた。同時刻、ソウルの江南でキャンドル集会をした が、直接参加できない江南キャンドルの主導者は、組合員に頑張れという手紙 を送ってきた。闘争の具体的な理由は違っても、生存のため、もっと良い世の 中のためのキャンドルとキャンドルの出逢いは、文化祭の参加者の温もりとし て伝えられた。

この日のキャンドル集会は8月6日の玉砕ストライキ闘争を最後に組合員が肩を 組んで泣き叫んだ「共に行こう、私たちのこの道を」を共に歌い、午後9時過ぎ に終わった。2次キャンドル文化祭は8月15日(木)午後7時に平沢駅前で行われる 予定だ。(メディア忠清=記事提携)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-07-03 06:37:37 / Last modified on 2010-07-03 06:37:40 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について