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双龍車事態解決要求する民主労総、警察と衝突

双龍車労使交渉、使用者側の拒否で霧散

チョン・ムンギョ記者 moon1917@jinbo.net / 2009年07月26日3時10分

民主労総は7月25日午後3時、平沢駅前で約1万人を集めて「双竜自動車問題政府 解決要求全国労働者、汎国民大会」を開いた。参席者は、午後10時まで双龍車 平沢工場に入ろうとしたが、警察の鎮圧で工場に水も渡せなかった。

汎国民大会の参席者たちは午後4時40分頃に集会を終えて双龍車平沢工場に向かっ た。民主労総のペ・ガンウク副委員長と金属労組のウ・ビョングク副委員長は、 水と食べ物を積んだ車両に乗り双龍車平沢工場に向かった。しかし警察は双龍 車平沢工場正門三叉路周辺に1万2千を配置して集会参席者の接近を防いだ。

午後6時10分頃、双龍車平沢工場正門三叉路に到着した参席者は警察と衝突した。 参席者たちは石を投げて進入を試み、警察は催涙液を混ぜた放水銃を撃って鎮 圧をはじめた。警察のヘリが集会参席者の上から青い色素が入った袋を投げた。 参席者たちは石を投げながら抵抗したが、7時40分頃に正門の三叉路から5Kmほ ど離れた法院検察庁交差路に押し出された。

集会参席者は竹竿と鉄パイプで警察に抵抗した。警察は衝突の過程で集会参席 者20数人を連行した。午後9時頃、警察が撤収し、参席者たちは法院検察庁交差路 で座り込み、午後10時頃に自主解散した。

双龍車の不参加で労使交渉霧散、平沢工場の緊張は相変わらず

双龍車は前の日に双龍車事態のための労使政会議で、労使交渉を開催すると合 意した。しかし双龍車社側は、25日午前9時に交渉不参加を宣言した。双龍車は 「労組の不法暴力行為および施設破壊行為は、対話の底意を疑わせる」と述べ た。双龍車は前日の労使政会議で医療陣の出入を認めるといったが、医薬品を 渡そうとした医療奉仕団の出入りを止めた。

ハンナラ党のウォン・ユチョル議員、民主党のチャン・ジャンソン議員、民主 労働党の権永吉議員、平沢市のソン・ミョンホ市長で構成された仲裁団は、 双龍車が対話するよう要請した。双龍車は仲裁団の要請により対話に出るといっ たが、具体的な場所と時期は決めず、交渉の再開は不透明だ。

この日の午後6時頃、双龍車平沢工場では双龍車用役と金属労組双龍車支部の組 合員たちがパチンコでの攻防を繰り広げ、衝突した。汎国民大会参席者が自主 解散した後、10時頃に平沢工場裏門に警察が集中配置された。

"お父さんが工場に帰れればいい"

制服を着たある女子高生が汎国民大会で座っていた。ヒョン・ジエ(仮名)氏は 授業を終え、平沢駅からきた。彼女のお父さんは整理解雇リストに入っている 双龍車労働者だ。

ヒョン・ジエ氏は「工場に入れず、お父さんは家にいます。お父さんは工場に 入って一緒に戦ったほうが気が楽だといっています」と涙声で話した。

彼女の学校には、お父さんの友人の双龍車労働者がいるという。彼女たちのお 父さんは、希望退職者、整理解雇対象者、非解雇者が混じっているという。 ヒョン・ジエ氏は学校で双龍車事態について友人と話さないという。

ヒョン・ジエ氏は「解雇されなかったおじさんたちは、もうストライキをやめ ろと言い、ストライキをしているおじさんは最後まで戦うといいます。何が正 しいのかわかりません。ただ、お父さんがはやく工場に戻り、前のように働け ればいい」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-07-26 23:07:08 / Last modified on 2009-07-26 23:07:09 Copyright: Default

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